Raycastとは
MacOS対応のランチャーツールです。
※ランチャーツールとはアプリを管理するツールのこと。ショートカットを提供してアプリをスムーズに起動するなど、より充実した操作ができるようになります。
標準でSpotlight(⌘ + Space) がありますが使い勝手がよくないため 'Alfred' や 'Raycast' などのツールを入れたほうが良い体験を得られるという記事を多く見かけたのでインストールしてみました。
たくさんの機能から、よく利用するだろうものを紹介します。
インストール
以下が公式サイトです。
https://www.raycast.com/
起動
デフォルト起動はoption + space
です。
⌘ + ,
で環境設定(Preferences) が開き、Raycast Hotkeyより任意で設定できます。
主な機能
アプリの検索と起動 (Applications)
ファイルの検索 (File Search)
ショートカット (Quicklink)
システム機能の利用 (System)
メモ (Floating Notes)
スニペットの作成と利用 (Snippets)
クリップボード履歴 (Clipboard History)
ウィンドウ位置管理・画面分割 (Window Management)
Floating Notes
いつでも簡単に開けるメモです。
全画面でも上から表示されるので使いやすいです。
Snippets
その後、
Name: Snippetの登録名
呼び出したい文字列: おはようございます!
呼び出す時に使う文字列: おは
を登録します。
改行でき、変換を押さず置換されるので便利です。
作成したsnippetは Search Snippets から確認・削除できます。
Clipboard History
過去にコピー、切り取りした内容を記憶してくれます。
内容を選んで貼り付けできます。
⌘ + ,
で環境設定を開き、ExtensionsからClipboard Historyと検索します。
「Enabled」にチェックを入れて、「Hotkey」に任意のショートカットを入力。
主なショートカット
処理 | Hotkey |
---|---|
履歴からペースト | Enter |
よく使うワードを上にピン留め | ⌘ ↑ P |
履歴のリンクを開く | ⌘ O |
履歴から削除 | ctrl X |
Hotkey一覧 | ⌘ K |
Window Management
選択しているウィンドウのサイズや配置を設定できます。
左半分(Left Half)
右半分(Right Half)
下半分(Bottom Half)
上半分(Top Half)
全体表示(Maximize)
などの種類があるので、使いそうなものをExtensionsからショートカット設定しておきます。
動作 | 名称 | Hotkey |
---|---|---|
左半分へ移動 | Left Half | ctrl opt ← |
右半分へ移動 | Right Half | ctrl opt → |
最大化 | Maximize | ctrl opt Enter |
以上です。