27
25

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?

More than 5 years have passed since last update.

WindowsでJDK8をインストーラーを使わずインストールする方法

Posted at

WindowsでJDK8をインストーラーを使わずインストールする方法

Windowsで、JDK(Java SE Development Kit)のインストーラー(exeファイル)を使用しないで、JDKをインストール(利用)する方法を紹介します。

試した環境

OS:Windows10 64ビット
JDK:Java SE Development Kit 8u121

この方法で得られるメリット

・JDKを複数使用して開発する場合、切替が容易。
・Javaバージョンアップを促す通知を受け取らなくて済む。

手順

1.JDKをダウンロードする

普通にOracleのサイトからWindows用のJDKをダウンロードします。
今回は環境に合わせて「jdk-8u121-windows-x64.exe」をダウンロードしました。

2.ダウンロードしたexeファイルをzipに変更する

ファイル名変更で、ファイル拡張子「.exe」を「.zip」に変更します。

3.zip解凍ソフトを用意する

Windows標準搭載の解凍機能では上手く解凍できないので、zip解凍ソフトを用意します。
今回は、「7Zip」を使用しました。 入手元はこちら→https://sevenzip.osdn.jp/

4.zipファイル解凍する

7Zipで解凍したファイルを好きな場所に保管します。
「ファイルを[zip]書庫として開くことができません」といった警告が表示されますが気にしなくてOKです。

5.必要に応じて(※1)解凍したファイルからCABファイルを展開する

※1:解凍したフォルダ内に「tools.zip」が存在する場合はこの作業は必要ありません。「jdk-7u51-windows-i586.exe」で試した場合は、解凍した時点で「tools.zip」が出来上がっていました。JDKのバージョンによって違う様です。

次のコマンドを実行します。

cd [解凍したフォルダパス]\.rsrc\1033\JAVA_CAB10
extrac32 111

6.「tools.zip」を解凍し、jarファイルに変換する

「[解凍したフォルダパス].rsrc\1033\JAVA_CAB10」フォルダにある「tools.zip」を解凍し、以下コマンドを実行して.packファイルを.jarファイルに変換します。

cd [解凍したフォルダパス]\.rsrc\1033\JAVA_CAB10\tools
for /r %x in (*.pack) do .\bin\unpack200 -r "%x" "%~dx%~px%~nx.jar"

7.好きな場所に「tools」フォルダを移動・リネームする

toolsフォルダ内のファイル、フォルダを好きな場所に移動します。
今回の例では「C:\Java\jdk-8u121」にしました。
↓こんな感じです。
20170315_01.png

8.環境変数を設定し、java -versionコマンドで確認する

↓環境変数でJAVA_HOMEを追加します。
20170315_02.png

↓PathにJAVA_HOMEを追加します。
20170315_03.png

↓「java -version」コマンドでバージョンを確認します。
20170315_04.png

以上です。

27
25
0

Register as a new user and use Qiita more conveniently

  1. You get articles that match your needs
  2. You can efficiently read back useful information
  3. You can use dark theme
What you can do with signing up
27
25

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?