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RSGT2021 セッションメモ ~アジャイルを忘れるチーム Unlearn Agile~

Last updated at Posted at 2021-01-06

RSGT(https://2021.scrumgatheringtokyo.org)
で自身が参加したセッションのメモ&ふりかえりです。
ふりかえりの手法は、びばさんが配信しているPodcastである、ふりかえりAM ep.4(カンファレンス用のふりかえりをする例)で紹介されていたFun Done Learnを参考にしています。

概要

  • kyon_mmさん
  • 1日目(2021/1/6) 10:00~
  • 「チームが生き生きしつづける予感はどこからきますか?」
    予告編動画 => https://www.youtube.com/watch?v=5Ro5_c5kFaY
    アジャイルをUnlearnし、生き生きとした開発を見つけたチームがいました。そこにはアジャイルマニフェストもスクラムガイドもなく、自分達のパタンランゲージがありました。開発するシステム、立ち居振る舞い、プロセス、価値観、イベント、成果物などありとあらゆるものが記述されていました。パタンランゲージの語彙は200を超え日々編纂されていました。
    私達チームが新しい形に変化していくこと自体が漸進的で、自然で、納得しやすい必要がありました。Unlearnしていくこと、アレグザンダー理論を導入していくこと、実践していくことは一見難しくおもえました。ですが、私達は徐々にできてきました。この漸進的な変化こそが私達が見つけたかったものです。これこそがチームにおける決定の遅延であり、漸進的変化でした。これらの具体例そして考察をおとどけします。
    時を超えた開発の道とは何かを考えるきっかけにどうぞ

心に留まったことのメモ

  • まずはこれまでの47機関(kyonさんが所属するチーム)のふりかえり
    • 生物の進化論的プロセスを取り入れて成長してきた(2019)
    • チームのパタン・ランゲージを定義した(チームとしての性質と向き合い続けた) (2020)
    • いくつかのパタンが生まれた
      • つよくてニューゲーム
        • 繰り返し作業は効率が良いから
        • 一度はまったことが解決できるから
      • 脊髄感謝(一言目にゆっくりと感謝を述べる)
        • ネガティブフィードバックが萎縮を生むから
        • ゆっくりとした口調は大切なものとして聞き取れるから
      • ついでの一仕事
        • 変化は小さいほど簡単だから
  • 心地よいチームが大切なのでは?心地よいチームとは?(ワーク)
    • (会場の意見)モブプロ/お互いに褒め合う
      • 課題に対して全員で向かえるから
    • (自分の意見) 異なる価値観があるが、チーム全員が一つの場所に進んでいる状態。チーム全員がその目標を言語化できている状態
  • 自分たちのパタン・ランゲージを考えて、コンテキストが分からない人にも伝える必要性がある
  • 一方、パタンを使うことに執着すると良い建築になっていない
  • 規範の中にいるときは、それを窮屈と感じるけど、規範なき行為はまた行為として成立しない(攻殻機動隊)
  • 生き生きとしているチームは存在する
    • オキザリスやenpitは生き生きとしている
    • 超個体的側面を持っているチームが生き生きとしている(複数の生命体が一つの生命になる)
  • きょんさんのチームでは直感によって何かに導かれる(直観は客観的にも観察可能である。直観に対しては深い共感もある)という仮説がでた
  • 各パタン(プラクティス)について、コミットメントの量/コミットメントのパス数というのを定義することが重要では?
    • ポイント数(量)とパス数両方が大切なのでは?
    • XXXというパタン(プラクティス)があったとする。この時、「メンバーの何割が合計で何Pt以上のコミットできる」かが分かれば、プラクティスの導入は上手くいくはず。
    • コミットメントの量/コミットメントのパス数が分かればパタンは導入できる
  • 原則から入るのではなく直感から入るべき
  • 秩序マップ
    • 直観&客観(+深い共感)⇒実験⇒原則&ルール&ガイド
    • 直観&客観(+深い共感)がチームのセンターになる

楽しかったこと

  • きょんさんの生演奏を聞けた
  • 普段勉強しているアジャイルの原則とは全く違う観点の話が聴けた。上手く言語化できている自信はないが、学びが壊れた感覚が楽しかった。

やったこと

  • アウトプットを意識しながら話を聞いた
  • 心地よいチームについてのワークを実施した
    • 異なる価値観があるが、チーム全員が一つの場所に進んでいる状態。チーム全員がその目標を言語化できている状態
  • 上記の__心地よいチーム__についてきょんさんの提案した秩序マップのどの状態にあたるのかを考えてみる
    • 直感&客観(+深い共感)?

学び

  • この発表を聞いている時の自分は生き生きとしていた気がする。この発表を聞いている時の状態を言語化することは、自身にとって学びになる可能性が高い
  • 参考になるかもしれない話(下にまとめておいて後で読み返す)とこの発表をつなげることで学びが深化されるかもしれない
  • 秩序マップ

参考になるかもしれない話

  • 認知リソースの分配
  • 組織パタンの「信頼で結束する共同体」
  • ミーム
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