27
14

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?

More than 1 year has passed since last update.

はじめに

インフォマティカが提供する、 CDGC (データガバナンスとデータカタログ)を使って、Oracle PL/SQL スクリプトのカタログソースを設定し、SQL ファイルからメタデータを取得(スキャン)するためのガイドです。
2023/11 時点の情報を元にしています。

カタログソースの表示
image.png

計算のリネージュ
image.png

事前準備

CDGC がセットアップ済みであり、メタデータコマンドセンターのメニューにアクセスできるライセンス、およびユーザロール、ユーザであることを確認してください。こちらのナレッジベースより手順をご確認ください。

前提

メタデータの抽出

以下の権限を割り当てたユーザーを準備します。必要に応じて Oracle 管理者の方とご相談ください。

  • スクリプトを格納しているフォルダの読み取り権限
  • Oracle データベースへのアクセスに使用するデータベースユーザーアカウントの CONNECT 権限
  • 以下のスキーマオブジェクトに対する SELECT 権限
    • ビュー
    • プロシージャ―
    • ファンクション
  • 次の SELECT 権限
    • select on SYS.DBA_ARGUMENTS
    • select on SYS.DBA_COL_COMMENTS
    • select on SYS.DBA_COLL_TYPES
    • select on SYS.DBA_CONS_COLUMNS
    • select on SYS.DBA_CONSTRAINTS
    • select on SYS.DBA_DB_LINKS
    • select on SYS.DBA_DIRECTORIES
    • select on SYS.DBA_EXTERNAL_LOCATIONS
    • select on SYS.DBA_EXTERNAL_TABLES
    • select on SYS.DBA_MVIEWS
    • select on SYS.DBA_OBJECTS
    • select on SYS.DBA_OPBINDINGS
    • select on SYS.DBA_SEQUENCES
    • select on SYS.DBA_SOURCE
    • select on SYS.DBA_SYNONYMS
    • select on SYS.DBA_TAB_COLUMNS
    • select on SYS.DBA_TAB_COMMENTS
    • select on SYS.DBA_TABLES
    • select on SYS.DBA_TRIGGERS
    • select on SYS.DBA_TYPE_ATTRS
    • select on SYS.DBA_USERS
    • select on SYS.DBA_VIEWS
    • select on SYS.NLS_SESSION_PARAMETERS

スキャン対象

Oracle から下記のメタデータを取得可能です。

  • 計算
  • フォルダ
  • スクリプト
  • ステートメント

接続設定

CDGC でソースシステムからからメタデータを抽出するには前提にあるようなソース毎の要件を満たしたユーザーで接続を作成する必要があります

接続の作成に関しては、ナレッジベース(KB) の手順もご確認ください

接続を作成する際に Secure Agent を指定する必要があります。もし、まだインストールされていない方はナレッジベース (KB) の手順を参考に Secure Agent をインストールしてください。

以下は、接続の設定例です。
image.png

スキャン設定

詳細のステップは、マニュアル も合わせて参照してください。

1.メニューから「メタデータコマンドセンター」を選択
image.png

2.メタデータコマンドセンターから「新規」を選択
image.png

3.カタログソースから「Oracle PL/SQL スクリプト」を選択
image.png

4.Oracle への接続情報を選択し「次へ」をクリックします
必要に応じて、「テスト接続」にて、正常に接続できることを確認してください
image.png

5.ランタイム接続から利用する Secure Agent を選択、必要に応じてフィルタによる絞り込みを実施します。
スクリプトのルートディレクトリには、スクリプトを配置したディレクトリパスを設定します。
image.png

6.「関連付け」「スケジュール」は必要に応じて設定しますが、今回はすぐにスキャンを実施したいため、「保存」をクリックし、「実行」をクリックします。
image.png

7.実行のスコープの画面で、「実行」をクリックします。
image.png

8.ジョブ監視画面に自動で遷移するので、しばらく待ってステータスが完了になったことを確認します。
image.png

結果の確認

  • 取得したアセットの一覧を表示
    CDGC の画面から、該当のカタログリソースが閲覧できることを確認します。
    image.png

Tips

  • 処理に失敗する場合、ナレッジベース(KB)を参照し、エラーメッセージから検索を実施してください。

参考文献

27
14
0

Register as a new user and use Qiita more conveniently

  1. You get articles that match your needs
  2. You can efficiently read back useful information
  3. You can use dark theme
What you can do with signing up
27
14

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?