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SolidWorksとノートPC

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一般ノートPCでSolidWorksとイチャコラする話

よくある構成のノートPCでSolidWorks動かしたらどう?っていう内容です。
以前グラフィック関係でSolidWorksが落ちた話も書いときます。

普段の環境

・Windows10 Home 1809
・CPU:i7 7500U
・RAM:8GB(→16GB)
・GPU:intel HD Graphics 620

CPU関係

 当然グラフィックのサポートがないので、レンダリング系の処理はクソ重い。
Part作成、Assemblyの作成でQuadro積んだPCと差を感じたことはあまりない。複雑極まりないPartを作ったことないっていうのもあるけど。
それよりも、CPUスペックの差のほうが体感的には大きい気がする。intel core i HQシリーズ以上のCPUだと明らかにスケッチ修正した後のPartの再構築が速い。特に関数で形状を出してる歯車系なんかでは、数値いじって再構築した時の速度に差が出る。

また、エッジの選択などでかなりの数のエッジを選択しているときとかのグリグリ動かす動作でノートPCはもたつく。中でもintel core Uシリーズは遅い。しょうがないけど。

RAM

 8GBだとChromeとかで調べ物しながらスケッチ引いてるだけで、SolidWorksの警告出ることが多数あった。正直SolidWorksの警告がストレスで後から8GB足しました。
仮想メモリ設定で改善するところでもあるんだけど、根本的には解決していないし、解析を回したりだとかほかのソフトを裏で立ち上げようと思ったら、12GB以上は欲しい。

GPU

 intel HD Graphics 620なのでもちろん非正式対応。エラーが出ることがある。

SolidWorks2017では、通常通りにSolidWorks2017を立ち上げて、スケッチを開始するとSolidWorksが落ちるエラーが一部PCで出ていた。(確か、SP3だった気がする)

自分の知る限りではHD Graphics 520 ,HD Graphics 620が原因みたいで、これらのGPUが載るPCにのみエラーが発生していた。
「SolidWorks スケッチ エラー」などで検索してもなかなか解決せず困っていたところ、通りすがりのツイッタラーに

「SolidWorks > システムオプション(歯車アイコン) > パフォーマンス > ソフトウェアOpenGLを使用 にチェックを入れる」

事でエラーを回避できると教えてもらい無事解決した。
 OpenGLは3Dモデルの描画などに使われるGPUのプログラムの規格で、どうもそのあたりで動作が不安定になっていた模様。(プログラム系には明るくないので詳しくは知らない)
要はGPU計算させるとエラーが起こるから、CPUでGPUがやるはずだった計算もさせましょって話らしいんだけど、CPU側で処理させる分動作がメチャクチャ重くなる。正直使ってられないくらい重かった。
 特にAssemblyの回転などで、3Dモデルがグリグリ動くような場面ではマウスでの入力に画面表示が全くついてこない。2~3秒のラグはデフォ、一部透過表示させようものなら、SolidWorksが反応しなくなることもしばしばあった。
 しかもこの問題、3Dモデルの座標計算そのものが重たくなってるから、モデルの表示を設定を落として軽くしてもあんまり動作が改善しない気がした。

まとめ

普通のノートPCでもSolidWorksは動くけど、メモリは16GBくらいあったほうがいい

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