論理演算
論理演算とは「1と0」または「真と偽」のどちらになるか判定する演算です
主な論理演算には、論理和(OR) や 論理積(AND)、否定(NOT)があります。
ベン図や真理値表を使用して入力の状態と出力の状態を図や表で表現します。
また論理回路(論理演算を行う電子回路)はMIL記号で図式化します。
・論理和(OR)
入力(A,B)の少なくとも一方が1であれば、出力(A OR B)は1となる演算
左:ベン図 右:真理値表 左下:MIL記号
・論理積(AND)
入力(A,B)の両方が1のときのみ、出力(A AND B)は1となる演算
・否定(NOT)
入力(A)が0であれば出力(Ā)は1
入力(A)が1であれば出力(Ā)は0になる演算
「Ā」はAの否定を表し、補集合とも言う。
論理演算の組み合わせ
論理和(OR) や 論理積(AND)、否定(NOT)を組み合わせた演算もある。
・排他的論理和(XOR)
入力(A,B)が異なると、出力(A⊕B)が1になる演算
・否定論理和(NOR)
入力(A,B)のどちらも0のとき出力(A NOR B)が1になる演算
名前の通り論理和を否定している
・否定論理積(NAND)
入力(A,B)のどちらか一方が0のとき出力(A NAND B)が1になる演算
名前の通り論理積を否定している
NANDとNORはそれぞれANDとORの真逆(NOT AND, NOT OR)
MIL記号について触れていなかったので表を追記します。
引用https://rikeitsushin.com/ronri-enzan/
https://www.wikiwand.com/ja/MIL%E8%AB%96%E7%90%86%E8%A8%98%E5%8F%B7