概要
Azure App Service (WebApps) の組み込みランタイムの1つである PHP は .php 拡張子のコンテンツに対して既定でオンとなっています。今回はこの PHP ランタイムを .html 拡張子に対しても有効にし .html 中に記述されたサーバーサイドスクリプトを実行できるように設定します。
設定手順
1.組み込みの PHP ランタイムモジュールは D:\Program Files (x86)\PHP\ 配下に各バージョンが保存されています。
2.[アプリケーション設定] で現在利用している PHP バージョンを確認します。
3.同じ [アプリケーション設定] の [ハンドラ マッピング] で上記と同一バージョンのランタイム php-cgi.exe を *.html に設定します。
以上で、既存の組み込み PHP ランタイムにて .html コンテンツ中のスクリプトの実行が可能となります。