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1.はじめに

どうも、ARIの名古屋支社に勤務している愛知県民こと、
新藏(にいくら)と申します♪
(/・ω・)/

先日Kinesis Data Streamsを使用していないはずなのに課金されている・・・
という現象が発生していました。

Kinesis Data Streamsと毎回書くのが大変なので、以下では「Kinesis」と略します。

今回は使用していなくてもKinesisが課金される仕組みと、課金額を抑える方法について
色々調べたことを記事にしたいと思います!

AWS、Kinesisについて勉強中の方の参考になれば幸いです。
(*^^)v

ちなみに、12月はARIのアドベントカレンダもやっていますので、
もしよろしければ、こちらも応援お願いします♪

2.発生した問題について

まず初めに環境がどのようになっていたかを説明し、
何が問題なのかを説明します。

私が使用していた環境では、以下の図の様に
オンデマンドモード、プロビジョンドモードのKinesisストリームが1つずつ作成されており、
使用していない(ストリームにデータが流れない)期間が数日ありました。

000_Kinesisの設定_before.png

私は「使わなければ課金されない」と思っていたのですが、
数日後にKinesisの利用料金を確認すると、12日間で19.77ドル課金されていました・・・
(´;ω;`)

010_コストと使用状況.png

3.Kinesisが課金されていた原因

次に、なぜ課金されていたかですがAWSの公式サイトを調べると以下の記載がありました。

■オンデマンドモードについて

ご利用のアカウントでオンデマンド容量モードで動作する各ストリームについて時間単位の料金が課金されます。

■プロビジョンドモードについて

各シャードについて、1 時間あたりの料金に基づいて請求されます。

つまり、オンデマンドモードはストリーム1つにつき、プロビジョンドモードはシャード1つにつき、
課金されるという仕様
(Kinesisを実際に使用しているかは関係ない)のようです。

ちなみに、先ほどのリンクと同じページに料金の詳細があり、以下の金額で課金されるようです。

■オンデマンドモード

065_オンデマンド料金.png

■プロビジョンドモード

066_プロビジョンド料金.png

4.対処法

料金の一覧を見るとKinesisを使わないときはプロビジョンドモードにしておいた方が安いため、
オンデマンドモードのKinesisストリームをプロビジョンドモード(シャード数は1)に変更しました。

長期間に渡って使わない場合、ストリーム自体を削除する方が良い気がします。

すると1日1.72ドル課金されていたのが1日0.94ドルになり、
約半額にすることができました!

090_Kinesis料金の内訳_after_2.png

5.課金された金額の詳細を確認する方法

最後に、課金された金額の詳細を確認する方法について記載します。
例としてKinesisの料金を確認しますが、他のAWSサービスでも同様の手順で確認できます。

5.1.マネジメントコンソールにて、「AWSコスト管理に移動」を選択します。

020_AWSコスト管理に移動.png

5.2.「Cost Explorerで表示」を選択します。

030_CostExplorerで表示を選択.png

5.3.「使用タイプ」を選択します。

040_使用タイプを選択.png

5.4.金額の内訳が表示されます。

050_Kinesis料金の内訳_before_1.png

5.5.画面をスクロールすると、より詳細な金額が確認できます。

090_Kinesis料金の内訳_after_2.png

6.おわりに

ここまで読んで下さり、ありがとうございます!!!
(^^)

今回はKinesisの料金についてのお話しでした。
「オンデマンドモード」だったとしても課金される仕様なので、
他のサービスでも言葉に惑わされないように気を付けようと思います・・・

引き続き、気づいたことや思いついたことは記事にしたいと思います♪
(:3_ヽ)_

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