1.はじめに
どうも、ARIの名古屋支社に勤務している愛知県民です♪
(/・ω・)/
どちらかというと初歩的な内容ですが、
今回はEC2インスタンスを作成してTeraTermで接続する方法
について、備忘録としてまとめてみたいと思います
AWSについて勉強中の方の参考になれば幸いです。
(*^^)v
2.用語の説明
2.1.EC2とは
EC2とは「Elastic Compute Cloud」の略で、AWSの中のサービスの1つで、
LinuxベースやWindowsベースの仮想サーバを構築することができます。
オンプレのサーバと比べると構築や削除の手間がとても少なく、
冗長化の設定や、サーバの負荷に合わせたスケーリングをすることもできます。
2.2.TeraTermとは
Tera Term(テラターム)とは、Windowsで動作するリモートログオンクライアントです。
1台のPCからインターネットを通じて、別のサーバやPCに接続し、操作することができます。
また、SSH・telnet・シリアルの各通信プロトコルに対応しています。
参考:https://ja.wikipedia.org/wiki/Tera_Term
3.前提条件
前提条件を以下に記載します。
- AWSアカウントが作成済であること
- TeraTermがインストール済であること
4.EC2インスタンスを起動する
では、早速設定していきましょう♪
4.1.セキュリティグループを作成する
EC2インスタンスを作成する準備として、どのプロトコルでの接続を許可するか、セキュリティグループに設定します。
4.1.1.EC2の管理画面から「セキュリティグループ」を選択します。
4.1.2.「セキュリティグループを作成」を選択します。
4.1.3.セキュリティグループ名と説明(値は任意です)を入力し、「ルールを追加」を選択します。
4.1.4.タイプに「SSH」を設定し、ソースに「Anywhere-IPv4」を設定し、「セキュリティグループを作成」を選択します。
4.2.EC2インスタンスを起動する
4.1で作成したセキュリティグループを利用して、EC2インスタンスを起動します。
4.2.1.「EC2ダッシュボード」を選択し、「インスタンスを起動」を選択します。
4.2.2.EC2インスタンスの名前(値は任意です)を入力します。
4.2.3.画面をスクロールし、「新しいキーペアの作成」を選択します。
4.2.4.キーペア名(値は任意です)を入力し、「キーペアを作成」を選択します。
4.2.5.名前を付けて保存ウィンドウが開くので、「保存」を選択し、pemファイルを保存します。
4.2.6.画面をスクロールし、「既存のセキュリティグループを選択する」を選択し、手順4.1で作成したセキュリティグループを選択します。
4.2.7.画面右上のインスタンス数が「1」であることを確認し、「インスタンスを起動」を選択します。
EC2インスタンスを起動する時の設定として、
他にもAmazonマシンイメージ、インスタンスタイプ、ストレージの設定もありますが、
本記事ではデフォルトとしています。
4.2.8.画面上部にインスタンスの起動が開始された旨のポップアップが表示されることを確認します。
4.2.9.数分後、インスタンスの状態が「実行中」になり、ステータスが「合格」であることを確認し、インスタンスIDを選択します。
4.2.10.パブリックIPv4アドレスを確認し、メモ帳等にコピーします。
5.TeraTermからEC2インスタンスにSSH接続する
いよいよ、4節で起動したEC2インスタンスに接続します!
5.1.TeraTermを起動します。
5.2.ホストに手順4.2.10でメモしたパブリックIPv4アドレスを入力し、「OK」を選択します。
5.3.セキュリティ警告の画面が表示された場合は「続行」を選択します。
5.4.以下の表のとおりに設定し、「OK」を選択します。
項目 | 設定内容 |
---|---|
ユーザ名 | ec2-user |
RSA/DSA/ECDSA/ED25519鍵を使う | チェックあり |
秘密鍵 | 手順4.2.5で保存したファイル |
5.5.ログインが完了し、CLIが表示されます。
6.おわりに
ここまで読んで下さり、ありがとうございます!!!
(^^)
今回は初歩的な内容を備忘録としてまとめてみました。
次回は・・・Lambda関数のLayerについて書いてみたいと思います♪
(:3_ヽ)_