1.はじめに
どうも、ARIの名古屋支社に勤務している愛知県民こと、
新藏(にいくら)と申します♪
(/・ω・)/
つい先日、グラフデータベースを扱いました。
「グラフ」と聞いて数学の二次関数の様なイメージをしていたのですが、
調べたところ少し違ったので、
今回はグラフデータベースの「グラフ」について記事にしたいと思います!
(*^^)v
2.グラフとは
いきなり結論ですが、実は数学の世界には「グラフ」と呼ばれるものが2種類あります。
以下ではその2種類の「グラフ」について紹介します。
2.1.関数のグラフ
1つ目は関数のグラフです。
こちらは多くの人が「グラフ」と聞いてイメージするもので、
x軸とy軸に対して描画されている直線や曲線のことです。
もちろん軸が異なる or 存在しない場合もありますが、
今回は分かりやすさ優先でx軸とy軸で紹介します。
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$y=x^2$のグラフ |
より詳細な説明としては以下となります。
関数のグラフ(英: graph)は、直観的には、関数を平面内の曲線もしくは空間内の曲面としてダイアグラム状に視覚化したものである。
形式的には、関数 f のグラフとは、順序対 (x, f(x)) の集合である。
引用:https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B0%E3%83%A9%E3%83%95_(%E9%96%A2%E6%95%B0)
2.2.グラフ理論のグラフ
聞きなじみがない方もいると思うのですが、
数学にはグラフ理論の「グラフ」もあります。
こちらは頂点と辺により構成される星座の様なものです。
以下が例となるのですが、黒丸が頂点、その間の線が辺で、全体で1つグラフといいます。
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てんびん座 |
ちなみに、辺に向きがついている場合もあるのですが、
辺に向きがあるグラフを有向グラフ、向きがないグラフを無向グラフと呼びます。
より詳細な説明としては以下となります。
数学のグラフ理論におけるグラフ(英: graph)とは数学的構造の一つ。
対象の集合で、対象の一部が相互に何らかの脈絡で「関係している」ようなものをいう。
ここで対象とは頂点(節点やノードとも)と呼ばれる抽象物であり、互いに関係のある頂点の対は辺(枝やエッジとも)と呼ばれる
出典:https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B0%E3%83%A9%E3%83%95_(%E9%9B%A2%E6%95%A3%E6%95%B0%E5%AD%A6)
3.グラフデータベースとは
では最後に、グラフデータベースの説明です。
グラフデータベースとはノード、エッジ、プロパティの3要素により
ノード間の関係性を表したデータベースのことです。
一言で言うと、グラフ理論におけるグラフの構造をしているデータベースとなります!
(ノードが頂点、エッジが辺となります。)
以下の図における青丸がノード、矢印がエッジ、
矢印の上に書かれている文字がプロパティとなります。
今回はノードが都市名、エッジが行先、プロパティが距離を表しています。
例えばPalm SpringsからNew York(グラフの左上)までは2371マイル
という意味になります。
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例:グラフデータベース 引用:https://aws.amazon.com/jp/compare/the-difference-between-graph-and-relational-database/ |
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参考:パームスプリングスとニューヨークの距離 |
4.おわりに
ここまで読んで下さり、ありがとうございます!!!
(^^)
今回は「グラフ」について紹介しました。
私自身グラフデータベースを聞いたときに、
関数をイメージしていて「どこがグラフ?」となりましたが、
調べてみるとグラフ理論のグラフもあるということが分かりました!
次回も何かしら記事にします♪
(:3_ヽ)_