はじめに
Windows上でVSCodeからだとビルドに毎回30秒~1分程度かかる(体感
WSLのTeXLiveに処理を投げるとどういうわけだか軽くなるらしい.
目的
本記事は[LaTex]VSCodeとWSLで作るLaTex環境構築の備忘録を前提とし,詰まった部分と解決法を記録しておくためのもの.
インストール
記事中では
sudo apt install texlive-lang-japanese texlive-science
でインストールすると書かれているが,newtxmath.styが無いから動かないと言われた.
そこで,
sudo apt install texlive-full
とし,全部入れた.
2022年5月追記
aptでインストールしたところ、2017年のtexliveがインストールされ、最新のものがインストールされず、エラーの原因となった。
対策として、インストーラを直接叩いてインストールしたところ、無事texlive2022がインストールされ、ビルドできるようになった。
レシピ
settings.jsonの編集の中で,"latex-workshop.latex.recipes"
という項目がある.この中で自分の使いたいものを上に持ってくる必要がある.
私の場合はuplatexだったので, "name": "ptex2pdf (uplatex)",
の項目をレシピ中の最上部に配置した.
フォント
研究室で共有されたstyでの指定に問題があるようで,物理フォントでminchoが無いと言われた.
根本的な解決になっている気が全くしないが,とりあえずマップファイルを用意し,プロジェクト中にmsgothic.ttc及びmsmincho.ttcを配置してしまえばビルドできた.
rml H :0:msmincho.ttc
rmlv V :0:msmincho.ttc
gbm H :0:msgothic.ttc
gbmv V :0:msgothic.ttc
本来はこんなことせずともstyを書き換えれば良いはず.
本当はtexで使える代替フォントを使用したかったが,論文書き上がったのでこれ以上調べる気力がなくなってしまった.
おわりに
不備やマナー違反等あったら教えてください.