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マジカル・プログラミング(覚書)

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※この記事は みすてむず いず みすきーしすてむず (4) Advent Calendar 2023 19日目の記事です。
「みすきーしすてむず?なんそれ?」という方はぜひ一度こちらにお越しいただき、タイムラインを眺めてみてください。雑談が大半ですがIT系の話題が結構活発に話されています。さあ、あなたもミス廃になるのです……

最初に警告しておきますが、この記事は 真面目な記事ではありません

Too Long; Don't wanna Read

まとめへどうぞ。

これはなに?

めっちゃ忙しいのにアドカレに参加してしまったため他愛ない妄想をネタにお茶を濁そうとして書いた記事です
何がやりたいかというとIT用語を片っ端から魔法関連の単語に翻訳したらどうなっちまうんだという中学2年生が考えそうな思考実験です。

ほら、小説家になろうとかでたまにあるじゃないですか。
「ろくでなしSEの魔術師転生〜しがないシステムエンジニアの俺が異世界転生したら、魔法言語が丸わかり?!禁断の書も読み放題なのでちょっとプログラミングで世界救ってきます〜」みたいなやつ。

まあそんなこと言ってるのに限ってたいてい肝心のプログラムコードはすっ飛ばしてるんですがそれはさておき、「魔法がプログラミングとして表せる世界」が考えられるならその逆、「プログラミングが魔法として表せる世界」というのはどんなものか、気になりませんか?気になりますよね。

「お前はなにを言っているんだ」と思われるかもしれませんがまぁまぁ、百聞は一見に如かず……とりあえずは、以下の仮定から出発することにします。

ソフトウェア=魔法

これはそこまで異論はないと思います。ユーザーからみて、あるいは今日の複雑化したソフトウェアについては開発者から見ても、「まるで魔法のようだ」となるのは不自然ではありません。
そしてここから、いろんな用語をファンタジーっぽく変換していきます。大事なことなのでもう一度いいます(というかここまでの雑さで把握してると思います)が真面目な記事ではないので内容が適当だったり順番がぐちゃぐちゃだったりするのはご容赦。

プログラム=魔導

「魔法(ソフトウェア)を導く」という意味で捉えます。すると…

プログラマ=魔導士

こんな言い方ができるようになります。しかも熟練プログラマーは魔導()と呼ぶ、という拡張が可能。

プログラミング=魔導術

ちょっと無理矢理ですがこんな言い方もできます。
少し後の項目と紛らわしいですが、まぁ専門用語はある程度紛らわしくなるのがお約束なので、まぁ… 

プログラミング言語=魔導語

正直毎回プログラミングって書くのちょっと鬱陶しいので、ここまでじゃなくともなにか短縮語を普及させたいところではあります。

ハッキング=魔術

魔導術(プログラミング)
これは「ソフトウェア=魔法」から導いたというよりは次のネタがやりたいだけです。

ハッカー=魔術士、ホワイトハッカー=白魔術士、クラッキング=黒魔術、クラッカー=黒魔術士

おもしろいくらいピッタリはまります。ここで「士」と「師」のどちらを使うかは迷いどころですが、ハッカーみんな魔術師ってするとハードルが高すぎる(自分が未来永劫ハッカーを名乗れなくなる)気がしたので士にしました。この場合、リーナスさんとかは間違いなく魔術師(マスターハッカー)と呼ぶべきでしょう。
良い子のみんなは黒魔術にはまらないようにしようね!(ガチ

バグ=呪い

ちょっと強引かもしれませんが、そこまでとんでもな訳語でもないかと思います。

デバッグ=解呪

面倒な作業も心ときめく単語に。(まあ魔法世界においても解呪って結構面倒な作業であるのは変わらない気はしますが)

バックドア=禁呪

手を出したら死ぬぞ!(社会的に)

テスト=呪術、テスター=呪術士

なんかえらい大げさになってしまいました。でも大丈夫、次はもっと大げさです。

(ソフトウェア)ユーザ=魔法使い

魔法(ソフトウェア)を使う人なので間違ってはいない。うん、間違っていなければ問題はないという推論がいかに危険かを教えてくれる好例だな!(前提が狂ってるだけ)

未成年ユーザ=魔法少年、魔法少女

もはやなんでもありである。需要が増えそうですね()

オブジェクト=魔物

直訳……というかネタです。原義と技術用語の乖離はよくあるからね、しょうがない(待て
たぶん「まもの」と読むより「まぶつ」と読んだほうが違和感は少ない。

クラス=種、インスタンス=個体

生物に例えてこんな言い方ができます。

メンバ変数=固有値

おっ線形代数か?いいえ魔物指向魔導術(オブジェクト指向プログラミング)です。……やっぱイカれてるなこの世界線

メンバ関数=固有魔法

関数を魔法と訳していいのかと思いますが、まぁ関数いっこでもソフトウェアとしては成立するのでセーフでしょう(?

ライブラリ=(単称)魔導書、(総称)魔法図書館

知は力なり。この世界線だと日本語魔導語(プログラミング言語)のライブラリ読み込みは文字通り「〇〇を読む」となっていることでしょう。ファイルの読み込みと混同しかねないけどどうするんだ?

情報=魔報

同音異義語は日本語の宿命。嘘ですただの駄洒落です

ITサービス=魔報役務(略:魔(えき)

無理矢理ですがこうするとおもしろい訳ができます。

IaaS=基盤魔役、PaaS=魔台役、SaaS=魔法役

???となるかもしれませんがアルファベット4文字よりは初見でも意味がつかめるのでよし。(よくない

環境(IT)=魔境

もはや遊びたいだけだろって?その通りだ。

環境変数=魔境固有値

うーーん、まぁもとの単語よりはわかりやすいかな。でもちょっとかっこ悪いです。

コンピュータ=魔法機械

いかにもファンタジック!魔機(まぎ)なんて略したらいよいよIT業界が中二ズムに染まってしまう。もうちょっと穏やかな訳語としては魔道具とか?(そもそも電脳という訳語があるじゃないかという話はなしでお願いします

PC=汎用魔法機械(略:はんま)

hammerではありません、パソコンです。やかましいわ

ユビキタスコンピューティズム=汎魔法主義

まるで世界史ですが情報学用語です。パンマジックイズム?まだ「どこでも魔法機械(コンピュータ)」のほうがわかりやすいなぁ。

ロボット=魔法人形

略すと魔人。うーんいかにも暴走しそう

アンドロイド=魔法人間

この訳し方だとアンドロイドには人権を認めるべしというのが自然な発想になりますね。ただしアンドロイドたるハードルは跳ね上がります(おそらく人間とみなしても不自然でないクオリティが条件になる)。

ボット=使い魔

ロボットとボットの混用はこの世界では避けられそうです。

AI=魔神

……言い過ぎか?でも日本の神様はわりとおっちょこちょいだから、許されるはず。 

スマートフォン=携帯(ポケット)魔法(ばん)

ポケバンって略すとポケベルの進化版みたいで受けが良さそう?

ハードウェア=魔法媒体

とくに言うことはなし。

スペック=魔力

これもまあ自然でしょう。魔力がなかったら魔法は使えない。……いや、その意味だとむしろ電力こそ魔力と呼ぶべきか?

ベンチマーク=魔力測定

なんか魔法学校の入試でもやってそうな響きですがコンピュータが対象です。

情報通信=魔信

二文字減ったよ、やったね!(?)

インターネット=魔網(まあみ)

こんなところで重箱読みは不自然かもしれませんが、魔網(まもう)だとあまりにも発音しづらいので、頻出単語として読みやすいほうを採用。そもそも網と訳す時点でセンスがないといわれればそうかもしれない。

WWW=魔界

これはよく「インターネット」と誤称されている概念のほうですね、世界中のハイパーテキストがつながってもうひとつの電脳世界をなすというやつです。奇しくも現状をよく表していますね(

ネットサーフィン=魔界散歩

まさにぴったりの訳語です。「趣味はネットサーフィンです」だとちょっとぎこちないですが、「趣味は魔界散歩です」ならすてきに聞こえます。内実はともかく。

ウェブブラウザ=魔界展望鏡(略:魔鏡)

なかなかいい訳が思いつかずけっきょく同音異義語になってしまいました。展望台だと略語がつくれない(魔台はプラットフォームとかの意味になる)し、どうにも難しい。

ウェブサーチ=魔界探査(略:魔探)、サーチエンジン=魔界探査機

直訳しただけなのになんかかっこいい。

※ウェブページは(ページ)としか訳しようがないのでそのままです。

ダウンロード=召喚

中国語訳だと「下載」ですが、遠くから呼んでくるわけだからこれがしっくりきますね。とはいえフリー魔法(ソフトウェア)の公式ページに「召喚」ってボタンが置かれてたら笑っちゃう自信あります。

アップロード=出版

魔法書を世に出すイメージ?翻訳の難しい単語です。

SNS=社会的魔法役(略:魔会)

愚直に訳すとどうしても不格好な単語になってしまう…

システム(IT)=魔法系

まんまですね、system=体系・系統 なので。

OS=魔機統御魔法系(略:魔統)

直訳…ですが少しはとらえどころのある単語になったと思います。

タスクマネージャ=作業監理魔法(略:業監)

もともとの日本語だとerをどう訳せばいいのやらという感じですがこの世界では魔法という便利な訳語があるのでいいですね。

シャットダウン=遮断

型録とか倶楽部みたいに、英語を上手いこと熟語にしてみたかった。そこまで的外れでもないはず。

ひとまずこれをオチとします。

まとめ

IT語 魔法語 略語等
ソフトウェア 魔法
プログラム 魔導
プログラマ 魔導士
プログラミング 魔導術
プログラミング言語 魔導語
ハッキング 魔術
ハッカー 魔術士
ホワイトハッカー 白魔術士
クラッキング 黒魔術
クラッカー 黒魔術士
バグ 呪い
デバッグ 解呪
バックドア 禁呪
テスト 呪術、テスター 呪術士
ソフトウェアユーザ 魔法使い
未成年ユーザ (男子)魔法少年 (女子)魔法少女
オブジェクト 魔物
クラス
インスタンス 個体
メンバ変数 固有値
メンバ関数 固有魔法
ライブラリ (単称)魔導書 (総称)魔法図書館
情報 魔報
ITサービス 魔報役務 (略)魔役(まえき)
IaaS 基盤魔役
PaaS 魔台役
SaaS 魔法役
環境 魔境
環境変数 魔境固有値
コンピュータ 魔法機械
PC 汎用魔法機械 (略)汎魔(はんま)
ユビキタスコンピューティズム 汎魔法主義
ロボット 魔法人形
アンドロイド 魔法人間
ボット 使い魔
AI 魔神
スマートフォン 携帯(ポケット)魔法(ばん) (略)ポケバン
ハードウェア 魔法媒体
スペック 魔力
ベンチマーク 魔力測定
情報通信 魔信
インターネット 魔網(まあみ)
WWW 魔界
ネットサーフィン 魔界散歩
ウェブブラウザ 魔界展望鏡 (略)魔鏡
ウェブサーチ 魔界探査 (略)魔探
サーチエンジン 魔界探査機
ダウンロード 召喚
アップロード 出版
SNS 社会的魔法役 (略)魔会
システム(IT) 魔法系
OS 魔機統御魔法系 (略)魔統
タスクマネージャ 作業監理魔法 (略)業監
シャットダウン 遮断

感想

うん、ひどいね!!

情報関連のカタカナ語氾濫は目に余るものがあるとはいえ、こんな単語変換やったらそっちのが目に余ります。というか、最小限の労力で記事を書こうとしたのでそもそも翻訳が適当すぎる。

教訓:師走が師走してるような年の瀬に見栄張ってアドカレに参加するのはやめよう。

こんな記事でアドカレ童貞を散らすことになってしまいましたが生活が落ち着いたらもっとちゃんとした記事を書くつもりなのでヨロシクオネガイシマス……

追伸:もしより良い訳とか今回網羅してない単語の訳とかを思いついたのでコメント欄に書きたいという物好きノリのいい方がいたら遠慮なくどうぞ。

追伸2:万が一この世界観をネタに小説とかをつくりたいという方がいたら、いくらでも使って頂いて構いませんがいちおうこの記事のリンクを貼ってやってください…ささやかな承認欲求です。ちなみに筆者は書こうとして一話で挫折しました( ;∀;)

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