株式会社LabBaseで主にフロントエンドエンジニアをしている伊藤です。
昨日の記事は ゾネスさんによるChrome便利ツールNetLogを利用した問題判別の記事でした。(こちら)
今回は入社2年目でインターン生のメンターになる際に学んだこと、やっていく上で糧になったことまとめていこうと思います。
はじめに
10月からメンターとして、インターン生の相談や不安、不満などのヒアリングや仕事のサポートを行ってきました。
始める前はいきなりメンターに任命されて不安なところなどが多々ありましたが、以下の本を読み少し緩和されつつ進めていきました。
メンターとは
ある分野について経験豊富な人が"先輩"として、仕事の進め方やキャリア、モブプロなどをしていく人を指します。そして、その対象の人をメンティーと言います。
ですので、目的はメンティーの不安を取り除いて、お互いに成長、一人前にしていくこと。また、メンターを通じてマネジメント経験を積むことにより今後大きな人数での指導ポジションやリーダーなどをやっていく上での糧になります。
リーダー・マネージャーとの違い
私は、メンターになる上で今のマネージャーとやることは似ているので、違いはなんだろうと思い少し調べました。
リーダー・マネージャーはメンバーの成長より組織の目標達成にコミットします。目的の優先順位が異なるため、同一人物がメンターとリーダーを兼務するのは難しそうです。メンター制度自体、従来のマネジメントでは成長にコミットできないためそこをサポートするために生まれた制度なので、良くないですね。
メンターになる前に調べて意識したこと
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メンターになったら、メンティーの業務をこなし結果を出す力を強化することが、仕事
・メンターの役割は助けること、難しい部分などを助けつつ進めます -
避けるべきこと
・考え方(やる気)や力不足など、メンターがコントロールできないところに注力する -
何も情報がない会話を避ける
やっていく上で注力したもの
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2週に一回の1on1
・目標について話し合う
・不満点がないか
・作業をしていく上で不安点はないか -
立てていただいた目標に基づき作業分担を考える
・チケットの担当割り振りをより目標に近いものにする -
技術的課題はモブプロで
・不安点で出していただいた部分をモブプロ等を行って改善する
・課題が出れば都度モブプロを行う -
楽しく
・偶に雑談を交えて、モチベーションUPへ
やっていく上での課題点
- 自分の作業時間が減る(コードを書く時間)
- 作業をしている実感がない(チケットのストーリーポイントなどに出てこない)ので、モチベーション管理が難しい
- 弊社ではインターンのプログラマーにおいて、育成は初めてなので正解がわからない
やっていく上でよかった点
- 今後のキャリアで自分はエンジニアでずっとコードを書きたいと思っていたが、マネージャの道を考えることができた
- 人に教えるという過程ややり方を理解
- インターン生といった自分より若いかたと触れ合うことでフレッシュな気持ちになる:)
- 楽しい
まとめ
メンタリングで必要なこと、
- 抽象的に動くのではなく、具体的に目標などのデータをもとに行動する
- 考えが止まった時にモブプロなどを通して補助を行う
- 能力を伸ばしていく
本稿は株式会社LabBaseテックカレンダーAdventCalendar2022 20日目の記事です。
明日、21日のアドベントカレンダーは@guevara-netさんです。よろしくお願いします!