はじめに
そんなつもりではないけど、相手が悪い方向に考えてしまい、怒らせてしまったことありませんか?
また、飲み会行きたいないけど・・・断りにくい
「言い方」「断り方」って本当に大変で気を遣いますよね
そんな時にDESC法を使ってみると上手く行くかもしれません(断言できず)
DESC法
DESC法(デスク法)とは、相手を不快にさせずに自身が言いたいことを伝えて、納得してもらう技法で、
Describe(描写する)、Explain(説明する)、Specify(提案する)、Choose(選択する)のそれぞれの頭文字をとったフレームワークです。
「D」(描写する)
自身の今の状況や相手の行動を描写します。
相手が仕方ないと納得できる説明を考えましょう。
(例)飲み会誘われた
飲み会に参加できない
↓
(なぜ?)
↓
夜に予定があるから
↓
(どういう予定?)
- 仕事が忙しいから
- 子供誕生日だから
- 妻が遅く帰宅するため、子供たちのご飯を作るため(私よく使います^^)
- 家族と外食するから
- 先約があるから
「E」(説明する)
わたしは、ここが重要と考えます!
やんわり断るや動いてもらうために、以下の気持ちを入れながら話しましょう。
こちらを怠ると不快な気持ちになってしまいます。
- 誘ってくれたことへの感謝
- 申し訳ない態度
「S」(提案する)
D・Eで気持ちを伝えられれば、相手も仕方ないと納得してくれます。
そこで、次に行うことは、提案です。
自身の要求ばかりでは、余計に不満溜まりますよね。
ギブアンドテイクですかね。
- 次回の飲み会は参加します
- 途中で退席させて頂きたい
このような対応により、相手も納得してくれます。
「C」(選択する)
最後にDESCをまとめて話を終わらせます。
そうすることで、相手に今回の理由をインプットすることができます。
おまけ 頼みづらいとき
上司、先輩、後輩に頼みごとをしたいけど、ためらうとき
(例)データ入力を代わりにやってほしい。
-
D(描写する)
「勤怠管理表にデータを入力しなければならいのですが、実は今、どうしても本日中に対応する必要がある作業があるのです。」 -
E(説明する)
「データ入力については、明日までですが現時点で終わりそうにないので、早めに対応しようと思っています」 -
S(提案する)
「お忙しいところ恐縮ですが、1時間くらいご協力頂けないでしょうか。」 -
C(選択する)
「データ入力については○○(詳細な内容)です、ご協力頂けないでしょうか。」
この流れだと、「申し訳ないけど手伝いってほしい」という思いが伝わると思います。
ギブアンドテイクがありませんが、関係性がよければ、ランチおごります!など言っても良いかなと思います。
おわり
相手を納得させることは、なかなか難しいですが、DESC法を使うことで関係性を悪くすることなく、動いてくれます。
遠慮して断れない・頼めないときには、DESC法を使ってみてください。