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【Blue Prism】フォルダコピーのアクションを作成する

Last updated at Posted at 2022-08-08

はじめに

blueprismにはフォルダ,ファイルの操作を行えるVBO「file management」
かなり使用頻度が高いものになりますが、フォルダを中身ごとコピーするアクションがありません。
そこでフォルダコピーのアクションを作成してみることにしました
image.png

VBOを複製する

デフォルトのVBOにそのまま追加するのはあまりオススメしません。
コピーしたものにアクションを追加していきます。

VBO Utility - File Managementを開く

オブジェクト「Utility - File Management」を開きます。
次に[ファイル(F)]→[名前を付けて保存(A)]をクリックします。
image.png

オブジェクトの名前を設定し保存する

以下の画面が表示されたら、オブジェクトの名前を入力し
保存先のフォルダーを選択します。
今回のファイル名はUtility - File Management - Extendedにします。
image.png

アクションを追加する

複製が完了したらアクションを追加します。
今回のアクション名はCopy Folderにしました。
image.png

開始プロパティを設定する

開始ステージの入力プロパティを以下で設定します。
image.png

データ名 データ型
SourcePath テキスト Source Path
DestinationPath テキスト Destination Path

image.png

コードステージを配置する

次にコードステージを配置し、ステージ名をcopy folderにします。
image.png

入力・出力プロパティを設定する

コードステージのプロパティを開き、入力・出力を設定します。
image.png
image.png

入出力 データ名 データ型
入力 SourcePath テキスト Source Path
入力 DestinationPath テキスト Destination Path
出力 Success フラグ Success

コードを実装する

入出力のプロパティが設定できたら、次はコードを実装します。
image.png

今回は以下のコードを実装します。コピペで大丈夫です!

Try
    My.Computer.FileSystem.CopyDirectory(SourcePath, DestinationPath, True)
    Success = True
Catch e As Exception
    Success = False
End Try

実装ができたら赤枠の「チェックコード」ボタンをクリックして、エラー表示が無いか確認します。
チェックコード.png

以下のようにエラーが出ていなければOKです。
image.png

実行してみる

これで実装完了しましたので、実行してみましょう。
今回は以下の「テスト1」フォルダをコピーしてみます。
image.png

中身には以下のファイルが配置されています。
image.png

コピー元,コピー先のフォルダパスを設定する

フォルダの準備ができたら、フォルダパスを設定します。

データ名
Source Path コピー元のフォルダパス
Destination Path コピー先のフォルダパス

コピー元には「テスト1」フォルダのパスを設定
image.png

コピー先はフォルダ名を「テスト2」として、パスを設定
image.png

結果

これで必要な設定は終わったので、実行してみます。
image.png

実行完了しました。ではフォルダを確認してみましょう。
image.png

フォルダ2が作成されていますね!
中身のファイルもコピーされています!
image.png
image.png

まとめ

いかがだったでしょうか?
今回はフォルダコピーのアクションを作成してみました。
コードステージを活用すれば、フォルダ・ファイル操作のアクションを追加で作成できます。

File操作のアクションについてまとめたものも今後記事にしていきますのでそちらも見ていただけると嬉しいです!

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