はじめに
この記事は何とかチームの開発環境をIntelliJに切り替えたい人向けです。
私が周りの人間をIntelliJに改宗させる為に集めた情報をココにメモします。
何故EclipseからIntelliJに移るのか?
実は世のJava開発のシェアではIntelliJがEclipseを上回っています。
機能の説明は公式がしっかり書いてるのでソッチ見てください。
コーディングサポートやリファクタリング機能が盛りだくさんです。
私的には設定回りがゴチャゴチャしてないのが一番気に入ってます。
※Eclipse利用時はとにかく環境周りのトラブルが絶えなかったので、うんざりしてIntelliJに乗り換えた側面もあります。
IntelliJの環境構築
公式サイトからCommunityをダウンロードしてインストールするだけです。
※会社が有償版買ってくれないかなぁ・・・。
プラグインの導入方法
閉じるボタンの下の「歯車」アイコンからプラグインの管理を呼び出せます。
Marketplaceで検索、インストール済みは文字通りの意味です。
開発に必須なプラグイン
Japanese Language Pack
名前の通り日本語化のプラグインです。
※Pleiadesみたいにパッチ落としたりする必要はありません!素敵!!
SpotBugs
静的解析ツールで有名なFindBugsの後継です。
プロジェクトを右クリックしてSpotbugsからチェックできます。
CheckStyle-IDEA
コーディング規約違反を検知するツールです。
「Rules:」でルールを設定して「▶」ボタン下のフォルダマークからチェックを実行できます。
SonarLint
コードのリアルタイム解析を行うツールです。
ファイルをオープンすれば自動でチェックされ、結果が表示されます。
入れておくと便利なプラグイン
CodeGlance
Rainbow Brackets
Indent Rainbow
Extra Icons
環境設定
文字・改行コードの設定
オープンしているファイル
全体設定
設定の「コードスタイル」から改行コードを設定できます。
設定の「ファイルエンコーディング」から文字コードを設定できます。
JDKの切り替え
「プロジェクト構造」からプロジェクトのSDKの切り替えができます。
Gradle・Mavenの実行
画面右端に「Gradle」か「Maven」が表示されるので、そこから実行できます。
テスト・カバレッジ取得
Junitの実行
実行可能状態であればメソッドの横に「▶」が表示されるのでココから実行可能です。
結果は下部ペインに表示されます。
カバレッジの取得
基本はテスト実行と同じ手順です。
「カバレッジ付き実行」で実行することで実行結果がプロジェクトエクスプローラーに表示されます。