4
6

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?

More than 3 years have passed since last update.

入門Power Automate Desktop:第五話「アプリ操作を自動化しよう」

Last updated at Posted at 2021-10-31

自動化する作業

  1. VOICEROID2を起動する。
  2. 小説データのtxtを読み込む。
  3. 小説の内容を1行毎にVOICEROID2に設定する。
  4. VOICEROID2に読み上げさせる。
  5. VOICEROID2に読み上げ完了を検知する。
  6. VOICEROID2を終了する。

今回はtxtの小説データをVOICEROID2で読み上げる作業を自動化してみます。

実際にフローを作る

0. 事前準備

目的が一目でわかる名前でフローを作成します。
image.png

1. VOICEROID2を起動する。

アクションから「アプリケーションの実行」をドラッグしてフローにドロップします。
image.png
アクションの設定画面が表示されるので、アプリケーションパスに起動したいアプリのパスを設定します。
image.png
追加されるとこんな感じです。(起動待機の為にWait10秒を入れてます)
image.png

2. 小説データのtxtを読み込む。

アクションから「ファイルからテキストを読み取ります」をドラッグしてフローにドロップします。
image.png
アクションの設定画面が表示されるので、読み込むファイルのパスを設定し内容の保存方法をリストにします。
image.png
追加されるとこんな感じです。
image.png

3. 小説の内容を1行毎にVOICEROID2に設定する。

3-1. 小説の内容を1行毎に取得する

アクションから「For each」をドラッグしてフローにドロップします。
image.png
アクションの設定画面が表示されるので、2で生成された変数を設定します。
image.png
追加されるとこんな感じです。
image.png

3-2. 取得した内容をVOICEROID2に設定する。

アクションから「ウィンドウ内のテキストフィールドに入力する」をドラッグしてフローにドロップします。
image.png
アクションの設定画面が表示されるので、UI要素の追加に進む。
image.png
文字入力エリアを「Ctrl+左クリック」でUI要素を追加する。
image.png
「入力するテキスト」に3-1で生成された変数を設定します。
image.png
追加されるとこんな感じです。
image.png

4. VOICEROID2に読み上げさせる。

アクションから「ウィンドウ内のボタンを押す」をドラッグしてフローにドロップします。
image.png
アクションの設定画面が表示されるので、UI要素の追加に進む。
image.png
「▶再生」ボタンを「Ctrl+左クリック」でUI要素を追加する。
image.png
追加されるとこんな感じです。
image.png

5. VOICEROID2に読み上げ完了を検知する。

アクションから「ウィンドウコンテンツを待機する」をドラッグしてフローにドロップします。
image.png
アクションの設定画面が表示されるので、UI要素の追加に進む。
image.png
テキスト読み上げ完了時に「テキストの読み上げは完了しました。」と表示されるUI要素を追加する。
image.png
指定したUI要素に「テキストの読み上げは完了しました。」が表示されるまで待機するよう設定します。
image.png
追加されるとこんな感じです。
image.png

6. VOICEROID2を終了する。

アクションから「ウィンドウを閉じる」をドラッグしてフローにドロップします。
image.png
アクションの設定画面が表示されるので、ウィンドウのUIを指定します。
image.png
アクションから「キー送信」をドラッグしてフローにドロップします。
image.png
アクションの設定画面が表示されるので、送信するテキストに「y」、「テキストをハードウェアキーとして送信します」を有効にします。
※VOICEROID2はテキストボックスに値を入れると、ウィンドウクローズ時にダイアログで再確認してくるためです。
image.png
追加されるとこんな感じです。
image.png

作成したフローを実行してみる

作成したフローを実行する。
VOICEROID2が起動して小説データを1行毎に読み上げれば成功です。

4
6
0

Register as a new user and use Qiita more conveniently

  1. You get articles that match your needs
  2. You can efficiently read back useful information
  3. You can use dark theme
What you can do with signing up
4
6

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?