はじめに
Appleが出しているSwiftUIのチュートリアルは 数が多すぎて 何からやればいいかわからないです。
参考:
この記事では、経験者・初心者別に、どのチュートリアルを進めていくのが良いのかをまとめました。
ケース1:iOS開発の経験がある場合
Storyboardでの開発経験などがあると仮定します。
1. SwiftUI Tutorials
プログラミング初心者でもできるように丁寧に書かれていますが、CanvasでのPreviewの扱いや@State
など特徴的な概念について、その使い方に着目して説明されています。
(アプリを作ったことがあれば、「これ、うれしい〜〜」となることでしょう。)
Chapter4ではUIKitとの統合の方法が書かれています。既存アプリにSwiftUIを導入していくためには良い勉強になると思います。
2. Sample Apps Tutorials
いくつかのアプリを作りながら特徴的な機能を学んでいくチュートリアルです。
「この行を書きましょう」みたいに進めていくわけではないので、Project files
をダウンロードして読みながら進めていきましょう。
カメラや機械学習についてもまとめられていたりと、とても実用的です。
一旦これくらいで十分でしょう!アプリ作りましょう!
ケース2:プログラミングが初めての場合
1. Develop in Swift Tutorials
非常に優しく、Xcodeを初めて開くところから説明が始まります。まずはこれやりましょう。
とはいえ、下の方の内容は初心者にとっては不必要にも思えるので、SwiftUI Foundationsだけやればいいと思います。
(もしVisionProのアプリを作りたければ、その章をやるのも良いでしょう)
2. SwiftUI Tutorials
実際にアプリを1つ作り上げていくのでとても実践的な勉強になります。自分でアプリを作るときにもこれの構造を参考にするととても作りやすいです。
初心者ならば、最後の方のFramework Integrationはやらなくていいでしょう。
ケース3:SwiftUIも使ったことがある場合
SwiftUIやったことあるけど学び直したい!という稀有な方向け。
1. SwiftUI Concepts Tutorials
1行1行、SwiftUIで何をやりたいのかを解説する読み物チュートリアルです。本当に詳細にまとめられてるので勉強になります。
まずはこれを読んで、今までの知識を整理しましょう。
2. Sample Apps Tutorials
いくつかのアプリを作りながら特徴的な機能を学んでいくチュートリアルです。
いくつかの機能は使ったことがあるかもしれないので、それは飛ばしていきましょう。
3. App Dev Tutorials
SwiftUI、UIKit、macOSと、全てを網羅しています。
ここまで進められるくらいやる気に満ちたあなたなら最後まで成し遂げられるでしょう!(やったことあるところは飛ばしていいと思います)
まとめ
なんと他にもチュートリアルはありますが、いったんこの辺をやれば十分です。
皆さんの学びが豊かになることを祈っています!