1. はじめに
こんにちは!
2024年10月にPython 3 エンジニア認定データ分析試験を受験し、一発合格することができました。
(学習期間が2.5週間だったのでギリギリではありましたが😅)
この記事では、データ分析試験の概要や私の学習方法、試験対策のポイントについて共有します。
2. Python 3 エンジニア認定データ分析試験とは
Python 3 エンジニア認定データ分析試験は、Pythonを使用したデータ分析スキルを評価する試験で、データサイエンティストやデータアナリストを目指す方に適しています。試験ではPythonの基礎からデータ処理、可視化、統計分析まで幅広い内容が出題されます。
以下、試験の詳細です:
- 試験方式:CBT(コンピュータ上で実施)
- 試験時間:60分
- 問題数:35問
- 出題形式:選択式
- 合格基準:70%以上
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受験料:
一般価格:11,000円(税込)
学割価格:5,500円(税込)
出題内容の範囲:
- Pythonプログラミングの基礎知識
- データ処理(NumPy、Pandas)
- データの可視化(Matplotlib、Seaborn)
- 統計学や分析手法の基礎
公式サイトの詳細はこちらをご覧ください。
3. 受験の動機
業務でデータ分析に携わる機会が増え、Pythonがその分野で非常に強力なツールであることを実感しました。基礎をしっかりと固め、より深い分析ができるスキルを身につけたいと思い、この資格を受験することにしました。また、今後のキャリアでAIや機械学習分野に進むことを視野に入れ、基盤となるデータ分析の知識を強化したいと考えました。
4. 学習方法(勉強期間:2.5週間)
私が試験対策として取り組んだ学習方法は以下の通りです:
1. 公式テキストの活用
試験の公式テキストである「Pythonによるあたらしいデータ分析の教科書 第2版」を中心に学習しました。Pythonの基礎文法からデータ分析ライブラリの使用方法まで、試験範囲を網羅しています。特に、Pythonの基本文法を再確認するのに非常に役立ちました。
これからデータ分析を始める方は、これらのライブラリにしっかりと時間を割くことをおすすめします。
2. ハンズオンでの練習
公式ドキュメントや公開されているデータセットを利用し、実際にコードを書いてデータ処理や可視化を行いました。Pythonライブラリ(Pandas, NumPy, Matplotlib, scikit-learn)の機能を試しながら学ぶことで、理解を深めることができました。
3. 模擬試験の活用
PRIME STUDYが提供する模擬試験を活用しました。3回分の試験を繰り返し受けることで、出題形式や時間配分に慣れることができました。本番試験より難しい問題も含まれているため、しっかりと練習を重ねておくと安心です。
また、本番試験では計算用紙が使用できないため、模擬試験を通じて数学の計算やPandasの操作を頭の中で処理する練習を意識的に行いました。
4. 統計学とデータ分析手法の復習
データ分析には統計学の知識が不可欠なため、平均や分散、相関係数などの基本統計量や、回帰分析などの手法を復習しました。Pythonを使って実際に統計計算を行うことで、試験だけでなく実務にも活かせるスキルを養うことができました。
(ただ、統計学的知識が乏しいことも実感したため、統計検定2級の受験も今後考えています)
5. 試験を受けた感想
試験ではPythonの基礎だけでなく、実務に直結するスキルが問われました。特にPandasを使ったデータ処理や、Matplotlibでの可視化についての問題が多く出題されました。
資格取得に特化して勉強していたため、もう少し丁寧に時間をかけて勉強するべきだったと少し後悔しています😿
6. 資格取得のメリット
1. 実務スキルの証明
データ分析スキルを客観的に証明でき、キャリアアップの際にアピールポイントとなります。
2. キャリアの選択肢が広がる
データ分析に関する専門知識を備えることで、AIやデータサイエンス分野へのキャリア展望が広がります。
7. 今後の計画
今回の資格取得を通じて得た知識を、業務でのデータ分析や自動化に活かしていきたいと考えています。また、Pythonを活用した機械学習やAI分野にも挑戦し、より高度なスキルを身につけていく予定です。
また、実践レベルの以下2つの試験も来年受験を考えています。
- Python 3 エンジニア認定実践試験
- Python 3 エンジニア認定データ分析実践試験
8. おわりに
Python 3 エンジニア認定データ分析試験は、Pythonを活用したデータ分析スキルを体系的に身につける良いステップだと感じました。
これからPythonやデータ分析を学びたい方にはぜひ挑戦していただきたい資格です!
この記事が参考になれば幸いです。