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初心者向け:MBRとGPTの違いと変換方法を徹底解説

Last updated at Posted at 2025-06-18

パソコン操作中に「MBR」や「GPT」という単語をよく見かけますよね。特にWindowsの再インストールや新しいディスク接続時に現れ、初心者には少し戸惑うかもしれません。本記事では、MBRとGPTの違いを基本からわかりやすく解説し、どちらを選ぶべきか、さらに変換手順と注意点を整理します。この記事を読むことで、自信を持ってディスク形式の管理ができるようになります。


Part1:MBRとGPTとは?基本の理解

パーティション形式とは、ディスク(HDD/SSD)を複数の区切りで効率よく使うための管理方式のことを指します。

  • MBR(Master Boot Record)

    • 1980年代からの古参フォーマット。
    • ディスク先頭にブート情報とパーティション構成が記録。
    • 制限:最大2TBまで、パーティションは最大4つ。
  • GPT(GUID Partition Table)

    • MBRの後継、近年の標準フォーマット。
    • GUIDでパーティションを管理。2TBを超えるディスクや最大128パーティションに対応。
    • Windows 10/11の標準規格。

Part2:MBRとGPTの比較

特徴 MBR GPT
対応ディスク容量 最大2TB 2TB超対応
パーティション数 最大4つ 最大128(Windows環境)
ブート方式 BIOS UEFI対応
対応OS 古いOSやBIOS環境に強い Windows 10/11/UEFI環境で標準対応

Part3:形式選びシチュエーション別ガイド

  • 古いPC・OS(BIOSのみ搭載) → MBRがおすすめ
  • 新しいPC/2TB超ディスク利用 → GPTが最適
  • OS再インストール・交換を予定 → WindowsがUEFI対応ならGPTを推奨

Part4:MBR⇄GPTの変換は可能?注意点まとめ

Windows標準ツールでの変換

  • diskpart

    • パーティション削除が必須 ⇒ データ消失リスク高め
    • コマンド操作に慣れていないとおすすめしにくい
  • mbr2gpt.exe

    • MBR→GPTの一方向のみ対応
    • 条件あり(CドライブのMBRかつ正常に動作中)

データを残したまま変換したい場合、Windows標準はややハードルが高くなります。


Part5:初心者向け!AOMEI Partition Assistant を使った簡単変換

AOMEI Partition Assistantは、パーティションを削除せずにMBR↔GPT間の変換が数クリックで可能なフリーソフトです。

操作手順(例:MBR→GPT)

  1. ソフトをインストールして起動
    ダウンロードはこちら
  2. 対象ディスクを右クリックし、「GPTディスクに変換」を選択
    GPTディスクに変換.png
  3. 表示内容を確認して「はい」をクリック
    はいをクリック.png
  4. 「適用」ボタンで変換を実行
    適用.png
    視覚的な操作で安心、安全に進められます。

まとめ

  • MBRとGPTはディスク管理で基本となる形式
  • 用途や環境に応じて選択することが重要
  • Windows標準ツールもあるが、AOMEI Partition Assistantなら初心者でも簡単&安全に変換可能
  • 公式サイトはこちら

パーティション形式の知識を身に付け、自分に合った方法でディスクを管理しましょう!

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