はじめに
fnmを使って、WSL2環境で指定したバージョンのNodeを特定のフォルダ配下に適用する手順をまとめます。
例えばですが、project/aws
配下に下記を適用していくとします。
Node.js | yarn |
---|---|
14.21.3 | 1.22.22 |
fnmとは
Node.jsのバージョンを管理するものです。
スピード性を重視しており、Nodeインストール時にはこちらを使うことが推奨されています。
fnmのインストール方法は下記のサイトに記載されています。
手順
project/aws
配下(Nodeを使用したい場所)で希望するNodeのバージョンを指定してインストールします。
fnm install 14.21.3
Windowsの場合、環境変数の設定をPowerShellに適用してfnm useを有効にします。
PowerShell配下で下記を実行しておかないとfnm useを使用できません。
fnm env --use-on-cd | Out-String | Invoke-Expression
Nodeを使用したいフォルダ配下に移動してfnm use [node version]
を行うと、その通りに適用されます。
fnm use 14.21.3
node-v
で14.21.3
(指定したNodeのバージョン)が出ていれば成功です。
希望のバージョンのyarnをグローバルにインストールする方法も追記します。
これでfnmによって切り替えたNodeバージョン(今回はv14.21.3)に紐づくnpmのglobal領域にインストールされるため、このバージョンのNodeを使っているときにだけ、指定したバージョンのYarnが使えます。
npm install -g yarn@1.22.22
参考