はじめに
エンジニア歴3年目のAKです。
先月に引き続き、今月に個人学習でやっていたことを記録していきます。
先月の記事です↓
学習17か月目にやったこと
1.非同期処理を振り返る
元々苦手意識のあった非同期処理ですが、習熟度の確認がてら下記の動画を見て「まだまだ理解できていないな」と感じました。awaitとPromiseの関係性も正直あまり意識できていませんでした。
非同期処理に関連する記事は世の中にたくさんあります。「5分で理解する」みたいなコンテンツもこれまでいくつか見てきました。
ただ、簡略化された説明がゆえに解釈を間違えてしまうことがあると思います。 自分の中で体系的に説明はできないままでした。
自分の業務やコーディングに支障が生じないなら、このままでも良かったのかもしれません。
ただ、非同期処理へのふんわりとした理解によって「コードを書くのがしんどい」「うまく動いていない処理に対してアタリをつけられない」といった弊害が生じていました。
「100%理解する」まで到達できなくとも、ある程度非同期処理の全体的なメカニズムを理解している必要があると思います。
そこで、現在は下記の教材を読み進めています。
教材の選定理由としては、非同期処理が一貫性のあるストーリーで語られていること・こまめに改訂がなされていること、です。
2.Amazon Q Developerでアプリ構築
AWS Summit2025に参加して、AWSからもAmazon Q DeveloperというAIエージェントが提供されていることを知りました。
社内での関心度も高かったため、まずは自分で触ってみることにしました。
バイブコーディングをする上で、まずは「どんなアプリを作りたいか」から考え始めました。
ある程度方針は自分で固めたかったので、私のメンターであるChat GPTと壁打ちしながら考えました。下記は壁打ちの一部です。
せっかくならワクワクするものを作りたい!と思い、最終的に ユーザーがオンラインで“夏祭りガチャ”を回し、夏祭り体験をミニゲーム風に楽しめるWebアプリを作成することになりました。
現在の進捗としては、Amazon Q Developerで要件定義〜アプリ完成(開発環境)を終えています。今後BedRockとの連携や、本番環境へのデプロイを行う予定です。
(後日記事にします。)
実は今回、初めて個人開発でAWSを扱っています。
本番環境のデプロイまでAmazon Q Developerに任せるのはセキュリティ上の懸念があるため、キャッチアップも含めて程度自分で環境を整備してあげる必要がありそうです。
詳細は記事に書くとして、AIエージェントでバイブコーディングをしてみて純粋に「めっちゃ楽しい」と思いました。「自分がどんな思いで、何を形にしたいか」に集中していられるし、ある程度基盤を固めて指示を出してあげればその通りに実行してくれる気持ちよさもありました。
いい時代になったなあと思います。
アプリのUI一部載せておきます。
おわりに
今月は基礎を固めたり、バイブコーディングしてみたりと、色々やってみていました。
SEのくせに、私はプログラミングへの苦手意識が強いタイプです。
だから非同期処理を理解する、みたいな学習も苦痛だったりします。
ただ、AIを統制しながら開発を進めていく上である程度の知識はまだまだ必要だし、泥臭い学習からは逃れられないなと感じました。
とはいえずっと自分にとってしんどいことを続けていると気持ちが落ちてしまうので、時には全てを放り投げて自分のワクワクをAIに形にしてもらう瞬間があってもいいとおもいます。それが私にとってのバイブコーディングです。
自分にとっての苦手や課題から目を逸らさず、楽しむ時は楽しむマインドは持ち続けていきたいです。