量子のエンタングルの究極の現象をよく見てみる
量子のもつれ合い
量子コンピュータでお馴染みの怪しい現象、量子エンタングルメントなんだけど。量子が離れても離れても、一方の状態が決まった瞬間にもう一方も変わるとか、相関関係を持つとか、ほとんどSFなんだよね。でも、もうスイッチサイエンスでも量子コンピュータは100万円ちょっとで発売されちゃってて、その実際の動作を見てると、たった2量子ビットなんだけど、しっかりともつれ合っている。(今後その様子を紹介したい)
そしてBEC(ボーズ・アインシュタイン凝縮)
この現象の親玉、みたいなものが絶対零度に限りなく近い温度でしか観測されてない、ボーズ・アインシュタイン凝縮だ。
なんと超多数の原子がまるで餅のようにぺったりとくっついてひとつのものとして動き出す。波動関数は全部おなじになり、超巨大なひとつの原子みたいになる。構造は全て溶けちゃってよくわからんものになっている。
この怪しいものだが、下のように、0.5mmとか、原子の10の-10のサイズから見たらとんでもなく大きな「餅」みたいになってるわ、その上、もうひとつの餅と干渉して目に見える大きさの干渉縞を作っちゃってる。
原子とか分子とかなんにもないじゃん。フェルミオンどうした??みんなボーズ粒子に変化した上で一体化してるんだ。この世界が冷えすぎて溶けてると言っていい、怪しすぎるものだ。
で、こいつなんだけど、挙動を表したビデオがあって、こんなのだ。
で、例のシリコンの系でのビデオでこんなのがあってさ。
どう??なんだかBECそのままだよね!!!
もちろんBECが観測されてるのは3次元的な塊なんだけど、これは水面上で2次元なんだけど。
これもHQFTが結局この世界そのものを記述してるまさに見える証拠っぽい気がしてくるよね。
つまりBECは、上位空間の量子はボソンもフェルミオンも溶け合ってひとつになり、ベッタリと、この世界の3次元の上部(次元的な上部)に張り付いてるんだよね。
自発的対称性の破れが低すぎる温度で対称性を回復して、元々の広がった空間に戻ってる、と見なしてもいいだろう。
そしてもうひとつ怪しい話がある。次にそれを見よう。
液滴系でのパターンが怪しい
で、まさに液滴系がBECと次元は違うが基本おなじ様なもの見なせるとして。
この液滴の系では、以下のようなパターンが見えることが知られている。
下記のビデオだけど。
そう、このべったりくっ付いたパターンは、
「生物の基本的な形状と同じようなパターンを発生する」
んだよね。
これは物理数学的には「自発的対称性の破れ」と見なせる。それによって、多数の生物の形が現れる。これは数学的にちゃんと出てくる。
BECによってまさに生物の形が出来てくる。これはまた、いわゆる「準結晶」のパターンとも同じ現象と言われてる。
準結晶の不思議な世界は下記のビデオ等で。
つまり、ここでも言ってるけど、高次元の結晶構造が、まさにその射影として3D空間に準結晶を作り、そのパターンは生物と同じ形状を作るのと同時に、BECとして溶けた時空を作る。
という事なんだ。絶対零度の世界のBECのパターンと、生物のパターンだって??温度が全く違うんだから単なる偶然に過ぎないだろ!!
と、思うかもしれない。でもこれには実は抜け道があるんだ。
それはカオスという数学。そしてこの世界では「時空カオス」と呼ばれる現象。
そもそも量子がエンタングルしたり、量子的な不思議な振る舞いをするのは絶対零度付近の極低温だ、と言うのは半分正しいが、半分は大きく間違っている。
波や調和振動子の同期の現象を知っているとわかるんだけど、実は調和振動子の引き込み現象が量子のエンタングルメントの元だと考えられる。そしてこの引き込み条件は「周波数(エネルギーの差)」がゼロに近い事だ。
これは何を言ってるかと言えば、温度が量子現象の決め手なのではなく、温度の差が量子現象を引き起こす元になる、という事なんだ。もっと言うと隣接域の周波数、エネルギー差がこそが重要なんだ。簡単に言えば「ほとんど同じエネルギー(周波数)」の同士が接続してひとつの状態になる。
でもそれだって普通の温度あればほとんどゼロの差なんか、ほとんど起きないだろ??って思うかもしれない。
でも、ここにも抜け道がある。それがカオスだ。
カオスって数学的な用語でもあるが、物理現象としてのカオスは、時空カオスとも呼ばれ、また量子レベルでのカオスもあって、それは「量子カオス」と呼ばれる。
カオスは怪しい科学用語として有名になっちゃったし、「時空カオス」なんて、B級SFかなぁって感じなんだけど、実際に、数学として、「空間を無限回折りたたんで拡散する」「系の最小単位の構造が動きに直結する」「系の無限小の変位が有限時間内に全体に影響を及ぼす」などが直ぐに証明出来る。unityでプログラム書けばすぐその様子が目に見える。
ここで一番重要なのは、折りたたまれた無限の構造の中に同じエネルギー準位がフラクタル上に出現する、という事で、実際にそれは量子カオス中のトンネリングの軌道はフラクタル上になる、と言う事が言われている。
トンネリング?そう、これこそ、繋がった時空が量子カオス上にはフラクタル構造として測度0以上で出現する、つまり広がった空間となるという事だ。
ん?何を言ってるか分からない??つまりわしゃわしゃとあまりに細かく(時空の最小単位の大きさで)揺れてるので、必ず同じ高さの水面=エネルギー準位がフラクタル構造内の限りなく近くに必ず存在するという事。つまり、至る所でまったく同じと言っていい程近いエネルギーレベルが発生する状態になるんだ。
つまりは、量子カオス中には超低温でしか出ないと思われてるBECが実際に出現する事を示してるんだよね。時空カオスってさ、実はこの世界では「乱流」と呼ばれてるね。つまり、コーヒーカップの中で渦巻いて掻き回されてる所には必ずBECがあると言ってもいい🤔😮🤤
これは非線形性数学からの必須な帰結なんだけど。この世界が数学にそって動いてるなら、そして、まさにこの11次元とも言われる時空が非線形調和振動子の場からなっていれば必ずそうなるお話。
だから、生物や、そもそもそうでない結晶構造、そして6次元の切断とも言われる不思議な準結晶構造も、全て量子カオスの振る舞いから、量子もつれ、あるいはBECの物理の中で出現するものと言えるだろう、と。
今回の結論?
結論とも言えないが、ここでの定性的な議論からは、BECは極低温での不思議な現象であるのみならず、常温でも常にあらゆる所に量子カオスとして出現しており、その中でまさに結晶や生物の構造が作られているのではないか、ということでした。生物の形状が物理と繋がってるのは当然とも言えるけど、じゃあ宇宙に存在する生物は皆基本的には同じ構造から発生する可能性もあるな、とは言えるかもね。なにげに恐ろしい結論だな。