目的
Ubuntu24.04のPythonのvenv上にpipで入れたPlatformioをPlatformioIDE for VSCodeで使用します。
方法
Platformio用のvenvを作る
~/Documents/Platformio/とか
python -m venv venv
venv内にPlatformioを入れる
~/Documents/Platformio/とか
. venv/bin/activate
python3 -m pip install -U platformio
VSCodeにPlatformioIDE for VSCodeを入れる
拡張機能用のPATHを指定する
VSCodeのSettingsに@ext:platformio.platformio-ide
と入力してPlatformioの設定を開きます。
ここで以下のの2つの設定をします。
- 拡張機能に同梱されたPIOCoreを使わないようにする
- venvのPlatformioのPATHを拡張機能に渡す
拡張機能同梱のPIOCoreを使わないようにする
Platformio-ide: Use Builtin PIOCore
のチェックボックスを外します。
venvのPlatformioのPATHを拡張機能に渡す
venvを有効化した状態で以下のコマンドを実行してPlatformioのPATHを探します。
echo $PATH
私の場合だとhome/{usrname}/Documents/Platformio/venv/bin
でした。
このPATHをPlatformio-ide: Custom PATH
から設定します。
Edit in settings.json
をクリックして開いたsettings.json
に以下のようにPlatformioのPATHを入力して保存します。
{
...
"platformio-ide.customPATH": "/home/{username}/Documents/Platformio/venv/bin",
...
}
以上で作業は完了です。
VSCodeでPlatformioのプロジェクトを開くとvenvのPIOCoreを使ってくれるようになりました。
お疲れ様でした。