iMac mid 2011 を Windows11化します。
はまりました(今もはまってる)ので、備忘録です。
HDD→SSD交換
本題ではないですが、元のHDDをそのまま残しておきたかったので、SSD交換に換装しました。
これだけでも1つ記事になる内容ですが、ざーっと書きますと、下記な感じです。
部材の調達
SSD
→Amazonプライムデーで2.5インチSATA 1TBをゲット。買ったのはシリコンパワー。
https://www.amazon.co.jp/gp/product/B079SJ32TT/ref=ppx_yo_dt_b_asin_title_o06_s01?ie=UTF8&psc=1
マウンター
→3.5インチに変換するマウンター、これもAmazonプライムデーでゲット。なんでもOK。
https://www.amazon.co.jp/gp/product/B00G57BN1M/ref=ppx_yo_dt_b_asin_title_o06_s00?ie=UTF8&psc=1
変換ケーブル
→これがミソで、iMacのHDDには温度センサーがついていて、それが原因でファンが回りっぱなしになるらしいので、対策用のケーブルをゲット。
https://www.amazon.co.jp/gp/product/B007ST0XN0/ref=ppx_yo_dt_b_asin_title_o04_s00?ie=UTF8&psc=1
分解と換装
吸盤でガラスを外して・・・
液晶を外して・・・
などなど、他の人の記事に色々ありますので、ケンサクしてみてくださいませ。
というわけで本題です。
MacOSインストール
自分は、Mountain Lion のインストールディスクを持っていたので、それでインストールして、そのあと High Sierraまで上げました。
ディスクユーティリティで、パーティション作成
なんとなく、下記3つに分けました。
・MacOS用 400GB
・WORK用 exFat 100GB
・Windows用 未アサイン 残り約500GB
MacOS
いい感じでインストールします。
使いなれたMac状態にしてくださいね。
USBメモリの準備
使ってなかったUSBメモリ16GBを見つけてきました。
ディスクユーティリティで、exFATでフォーマットしておきました。
Windows 11 のダウンロードとUSBメモリへのコピー
下記、リンクからWindows11のISOファイルを作成できます。
https://www.microsoft.com/ja-jp/software-download/windows11
Mac上で作成したISOファイルを開くとディスクイメージでマウントされますので、中身全部を、USBメモリにコピります。
なんと、これで起動できます。
バイパス用regeditファイルの準備
下記リンクから情報をいただきました。
https://blog.kabocy.com/windows/2592/
Kabocyさんありがとうございます。
iMac mid 2011 は基本的に Windows11未対応なので、これでチェックをバイパスさせます。
下記をコピペして、Bypass.regというファイルを作り、USBメモリに保存しておきます。
失敗したとき用に、パーティションを切った WORKディスクにも保存しておきます。
もちろんプレーンテキストで・・
Windows Registry Editor Version 5.00
[HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\Setup\LabConfig]
"BypassTPMCheck"=dword:00000001
"BypassSecureBootCheck"=dword:00000001
"BypassRAMCheck"=dword:00000001
ADMXのダウンロード
下記から、管理用テンプレートをダウンロードします。
https://www.microsoft.com/en-us/download/details.aspx?id=104593
古かったら、検索して最新をダウンロードします。
これを、パーティションを切った WORKディスクにコピっておきます。
PolicyPlusのダウンロード
下記を参考に、PolicyPlusのダウンロードします。
https://www.gigafree.net/system/registry/Policy-Plus.html
これも、パーティションを切った WORKディスクにコピっておきます。
UEFIで、Windowsインストーラを起動
[option]キーを押しながら、Macを起動すると、「EFI Boot」っていうUSBメモリが見えますので、これを起動します。
ポイント:インターネットに繋がない
有線LANの場合はケーブルを抜いておいてください。
Windows Update で、Intelディスプレイドライバーが更新されると、ブルースクリーンになるのです。
この対策をするまで、インターネットには繋がないようにしたいです。
Windows対象外「システム要件を満たしていません」の回避
- インストーラが起動するとエラーになりますので、[Shift]+[F10]を押して、コマンドプロンプトを出します。
- regeditを起動します。
C:¥Sources> regedit
「ファイル」→「インポート」で、さきほどの Bypass.reg
を読み込みます。
C:¥Sources> exit
して、右上の[X]で戻り、再度「インストール」します。
すると、「システム要件を満たしていません」にならずに、次にすすみます。
インターネットに接続しないようにしたい
Windows11のインストーラはネットワーク接続するように促してきます。
なので、これをスキップしたいです。
[Shift]+[F10]を押して、コマンドプロンプトを出します。
下記で、回避できます。
C:¥Sources> cd oobe
C:¥Sources> BypassNRO.cmd
インストーラが最初から始まります。
ポイント:インターネットに接続しない。
ネットワークの画面にきたら、インターネットにつながずに、次にすすんでください。
あとは、手順通りに勧めます!!
自分の場合、インストール先は、MacOS上で空き領域にしておいた500GBです!
Windows11 起動!!
IntelディスプレイドライバのハードウェアIDの確認
- 「コントロールパネル」→「デバイスマネージャ」で、一番下付近にある、△!のついた「ビデオコントローラ」を探し、ダブルクリック。
- 「詳細」タブから、「ハードウェアID」を選び、内容を、右ボタンでコピります。
- 「メモ帳」を開き「intelhd3000」みたいな名前で保存しおいてください。
失敗したときのためにパーティションを切った WORKディスクに保存しておいたほうがいいです。
たぶん、下記の内容だと思います。
PCI¥VEN_8086&DEV_0102&SUBSYS_20108086&REV_09
PCI¥VEN_8086&DEV_0102&SUBSYS_20108086
PCI¥VEN_8086&DEV_0102&CC_038000
PCI¥VEN_8086&DEV_0102&CC_0380
管理用テンプレートのインストール
WORKディスクにコピっておいた「admx」を起動します。
指示に従い、インストールします。
PolucyPlusで、Intelディスプレイドライバの更新を無効化
WORKディスクにコピっておいた「PolicyPlus」を起動します。
- 「ファイル」→「Open ADMX Folder」を押します。
- 「¥Program Files (x86)¥Microsoft Group Policy」の配下にインストールしたADMXのフォルダがあるので、その下の「PolicyDefinitions」を選びます。
- 左側の「システム」→「デバイスのインストール」→「デバイスのインストールの制限」を選びます。
- 右側の「これらのデバイス IDと一致するデバイスのインストールを禁止する」を押し、「Edit」を押します。
- 入力欄に、さきほどメモ帳に保存しておいたデバイスIDを、コピペしていきます(1行づつ)。[OK]していき確定します。
- 「File」→「Save Policys」で保存します(忘れがち)・・。
インターネット接続 と Windows Update
いよいよインターネットにつなぎます。
有線LANケーブルを挿すか、WiFiに繋いでください。
Windows Update
「設定」「Windows Update」で、更新プログラムをダウンロード→インストールしていきます。
何回か、再起動しますが、ガンガン行きます。
完成(だけど・・)
課題
音がなりません・・。
正確には、iMacのスピーカーから音がなりません。
ネットでいろいろ調べて試したんですが、何やってもダメです。
Bootcampのドライバを入れる記事が多いのですが、これでハマります。
結局ブルースクリーンになり、かれこれ10回以上、上記インストールをやっています。
数日かがりで、あきらめました。
で、結論、
「USBオーディオで音出し」です。
内装スピーカーにこだわらなければいいだけです。そもそもデスクトップなんだし・・
AmazonでUSBオーディオを書い、外付けスピーカにしました。
めでたしめでたし。