はじめに
私は gangangansoku.jp という知る人ぞ知るドメインを所有しているのですが、
ペラhtmlなのに「シンフリーサーバ」に紐づけるのは容量がもったいない気がしたので、無料の「Xserver Static」に移動することにしました。
"Xserver Static" と "シンフリーサーバ"の比較
Xserver Staticの特徴
- 1GBまでのディスク(SSD)
- 独自ドメイン可能
- HTTP/2対応
- FTP対応(単一)
- 1つのドメインのみ対応
- 「XServerアカウント」があれば簡単に利用可能
シンフリーサーバ(旧称:Xfree)の特徴
- 10GBまでのディスク(SSD)
- 複数の独自ドメイン対応
- HTTP/2対応
- FTP対応(複数アカウント可能)
- MySQL、PHP対応
- 他レンタルサーバからの移動のみ対応
要点
という風に、いくつかの違いがあります。
重要な差異として、
- StaticはPHPやMySQLなどに対応していない(静的)
- Staticは単一ドメインしか対応していない
- Staticは容量が小さい
- Staticは申し込みが楽 (シンフリーサーバは申し込みに他鯖を経由する必要がある)
等があります。
セットアップ方法
セットアップ方法を述べます。
下準備
ドメインを準備する
レンタルサーバなので、ドメインをもたないと始まりません。
AWSのやつでもCloudFlareでも何でもいいですが、自分はXdomainですでに取得していたドメインを使いました。
XServerアカウントを作成する
XServerアカウント はすでに持っているものを使いました。
どこでもいいので作ってください、無料です。
XServer Staticを契約する
契約といっても無料です。
ここから申し込んで、好きなIDを入れるだけで完了です。
完了すると、以下のメールが届きます。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【XServerアカウント】■重要■ サーバーアカウント設定完了のお知らせ
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
XServerアカウントID : hogehoge
メールアドレス : hogehoge@gmail.com
この度は当サービスをご契約いただき誠にありがとうございます。
エックスサーバーサポートでございます。
お申し込みいただきました、サーバーアカウント「hogehoge」(XServer Static)の
設定が完了いたしました。
本メールは当サービスをご利用いただくにあたり
非常に重要なお知らせでございます。
お取り扱いには十分にご注意の上、
大切に保管してくださいますようお願い申し上げます。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
▼ユーザーアカウント情報
XServerアカウントID : hogehoge
メールアドレス : hogehoge@gmail.com
XServerアカウントパスワード : ********
ログインURL : https://secure.xserver.ne.jp/xapanel/login/xstatic/
----------------------------------------------------------------------
※XServerアカウントにログインすることで、
お客様のご登録情報の確認・変更等を行うことができます。
----------------------------------------------------------------------
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
▼サーバーアカウント情報
サーバーID : hogehoge
サーバー番号 : sv<n>.static.ne.jp サーバー
初期ドメイン : hogehoge.static.jp
※このメールが届いてから実際にご利用いただけるようになるまで
最大で数時間程度かかる場合がございます。
あらかじめご了承ください。
このメールが届いてから実際にアクセスできるまで、いくつかすべきことがあります。
URLをあてがう等
FTPアカウントを作成
ログインし、まずこのような画面に入ります。
ちなみに下の方にドメインが表示されることがありますが、それは同じ会社の系統で申し込んだドメインのリストなので関係ないです。
「サーバ設定」ボタンを押して、
「FTPの利用」のところのボタンを押して、
パスワードを入力・確定してください。(ユーザ名はサーバIDとなります)
ホストはsv n.static.ne.jp でFilezillaなどに登録しましょう。
URLを設定
自分はXdomainなので「当社で取得しているドメインを利用する」で選択しましたが、
他社で買ったドメインなら一番下を選んで入力です。
うまくいくと確認ページに飛ぶので、「変更する」を押して完了です。
SSLがついておらずhttp:// なのであんまよろしくないですが、とりあえず変更するを押してください。後で直します。
もしもDNSレコードのAが云々って言われた場合は、
おそらくドメインのレコードでIPアドレスがStaticのものに向いていません。その場合は、下の図のIPアドレスのやつに向けてあげてください
SSL設定
もう一度サーバ設定の場所に移動すると、SSL設定の欄が増えています。
設定したドメインのSSLを追加しましょう。
(さっきの仕事から30分ほど時間を空けてから作業してください。)
「変更する」>「追加する」 を推してしばらく待つと完了です。
完成品
おまけ
ガンガンガン速(PC SpeedScan Pro)とは、かつてPC高速化を謳い地上波でCMを流しまくっていた詐欺ソフトです。
そのコミカルなCMから、一時期Youtubeなどで話題でした。
当時の公式サイトのドメインが取得可能になっていたので、取得して博物館にしています。