こんにちは。アルファアーキテクト株式会社(以下、「アルファアーキテクト」「当社」)の人事・広報の藤坂です。
今回は2020年5月に始動したEngineer Unit、半年経過し今の組織について、今後どんな組織にしていきたいかについてVPoEの胡 恩召(Ethan Hu)にお話しを伺いました。
インタビュイープロフィール
- 2011年7月、北京交通大学(Beijing Jiaotong University)大学院 Computer Science専攻 卒業。新しい環境・異なる文化でのチャレンジを目指し、日本での就職を希望。
- 2011年10月、株式会社VOYAGE GROUP に新卒入社。ソフトウェアエンジニアとして会員行動履歴データを活用し、新規レコメンドシステムの設計・開発・効果検証などに従事。
- 2017年9月、Supership株式会社へ転職。プロダクトマネージャーとしてデータマイニングチームをリードし、広告プロダクトScaleOut DSP開発・配信最適化・チームマネジメントなどの業務を担当する。
- 2020年5月より、アルファアーキテクトのVPoE(Vice President of Engineering)に就任。
入社インタビュー:VOYAGE GROUP、Supershipを経て、次はVPoEとして動画広告市場を切り拓く新たな挑戦へ
全員がフルスタックエンジニアとして活躍。一人ひとりのカラーを活かして働ける環境づくりを
「VeleT」の動画広告配信システムは、主に「管理画面」、「配信エンジン」、「バッチ処理」、「レポート」で構成されており、業務内容としては、大きくふたつに分類されます。
1つ目は、メイン業務となる動画広告マーケティングソリューション「VeleT」の開発・改修・運用。主に、ビジネスのニーズに応じたシステム機能追加開発、外部サービスとの連携や、新規事業立ち上げにおける技術面の支援・検証・開発を行っています。
2つ目は、将来の事業における開発リソースの準備や調査です。主にAI(人工知能)などの新技術の検討や取り組みを行っています。
チーム体制としてはエンジニアユニットは正社員5名、業務委託1名で構成されています。私が全体統括を担当、テックリード2名が配信エンジンや管理画面の統括、その他のメンバーがレポート系や管理画面の運用を担当しています。
ポジションによって明確に業務を分担しているわけではなく、各機能によってチケット制で振り分けています。メンバーそれぞれの担当している業務範囲が広く、全員がフルスタックエンジニアとして動けるのはベンチャー企業ならではの魅力ですね。
また、担当業務を決めるときにもっとも重視しているのは、メンバーのやりたいことや得意分野に合わせて業務を割り振ることです。指示された作業を機械的にこなすのではなく、一人ひとりのカラーを活かして、メンバーが能動的に働ける環境づくりを意識しています。
また開発手法としてはスクラム開発を取り入れており、開発エディタは自由。
今後、5G・4Kの時代が到来する中で、動画広告配信システムは、高トラフィックや大規模データや低レイテンシーと厳しい要件が求められるため、エンジニアとしてのスキルアップ・レベルアップとして大きな成長ができることも魅力だと思います!
- 参考記事:動画広告配信システムVeleTの紹介
「既存システムの効率化」と「レポートシステムの刷新」を重点的に、今後はAI(人工知能)を取り入れたサービス開発も
現在、重点的に取り組んでいるのは「既存システムの効率化」と「レポートシステムの刷新」です。既存システムをより使いやすくするため、管理画面の機能改善や入稿コスト削減のための機能面の充実化・効率化・改善に取り組んでいます。
レポートシステムに関しては、クライアント様向けのレポートのクオリティを高めるために、これまで週次だったものを一新し、デイリーでチェックできるような体制を整えています。日々のレポートをタイムリーにキャッチすることによって、より情報を効率的に可視化できると見込んでいます。AI(人工知能)なども取り入れながら、より高精度のサービスを提供していきたいですね。
VPoEとしてのミッションは、メンバーの中長期キャリアに寄り添いサポートすること
会社としての目標を達成するのはもちろんですが、エンジニアユニットのGM(ゼネラルマネージャー)としては、メンバーが成長できる環境を作ることが自分のミッションだと考えています。
ただ作業を指示するだけでは、GM(ゼネラルマネージャー)として不十分だと思っていて。それぞれがキャリアアップするためにも、一人ひとりが描いている中長期のキャリアをしっかりヒアリングし、マネジメントに興味があるメンバーはエンジニアリングマネージャーに、技術を磨きたいメンバーには新技術や高難度の案件を任せるなど、可能な限り希望にマッチしたポジションにアサインしていきたいですね。
目指すは”継続的に進化する組織”。「セルフモチベーション」を重視して、チームの文化を築きたい
エンジニアユニットが目指すのは、“継続的に進化する組織”になること。外部環境や技術がめまぐるしく変わる業界の中で、変化やトレンドにも柔軟に適応し、会社全体としてはもちろん、個人としても成長と進化し続けられるようなチームを目指したいですね。
また、チームバリューや文化の構築も注力したいポイントのひとつです。理想は、各メンバーが自主的に思考・行動して「セルフモチベーション」を発揮できること。弊社が大事にしているAAWayにもあるように、常に情報を共有し、オープンマインドで建設的に議論できるチームを目指していきます!
最後に
エンジニアユニットでは、一緒に働く仲間を募集中です!
現在は新規事業の開発も控えているフェーズで、好奇心が強くチャレンジ精神のある方が活躍できる環境だと思います。開発スピードだけではなく、システムの品質や新技術のキャッチアップも重視できる方をお待ちしております。