エンタープライズ向けのRPAプラットフォームとして認知されてきたAuotmation Anywhere Enterpriseに、
無償のCommunity版がリリースされました。
Community版の使用が認められる対象ユーザの範囲によっては、
プライベートでも色々と出来る気がしましたので、簡単なまとめを作ってみました。
2019年3月4日発表のプレスリリース
Automation Anywhere Launches Free Community Edition for Small Businesses, Developers and Students
下記ページからダウンロードが可能。
従来版(ver11)のCommunity Editionはこちら
次世代版のA2019 Community Editionはこちら
上記ページにある比較表の和訳(原文も必ず確認してください)
AA ENTERPRISE DIGITAL WORKFORCE PLATFORM | AA COMMUNITY EDITION | |
---|---|---|
含まれるもの | Enterprise - RPAツール IQ bot - AI OCR的なもの Bot Insight (解析、可視化ツール) Bot Store - Botのマーケットプレース モバイルアプリ |
Enterprise - RPAツール IQ bot - AI OCR的なもの Bot Insight (解析、可視化ツール) Bot Store - Botのマーケットプレース モバイルアプリ |
対象ユーザ | 中~大企業 | 小規模の企業、開発者、学生 小規模の企業の定義: 250台以下かつ250ユーザかつ年間売上$500万(約5.5億円)までの企業 |
ライセンス形態 | ライセンス形態 有償 (年間のサブスクリプション) 30日間の無償トライアルも有り |
無償 |
運用形態 | オンプレミス、クラウド、ハイブリッド | クラウドのみ |
Bot作成上の制限 | 無制限 | 2デバイスのみ対応 (開発用クライアントの数?要確認) |
作成できるBot数 | 無制限 | 無制限 |
テクニカルサポート | 電話、eメール、チケットによるサポート対応、 A-Peopleでのコミュニティサポート、 Customer Success ManagerによるDedicatedなサポート |
A-Peopleでのコミュニティサポート |
トレーニング | Automation Anywhere University (E ラーニング)、講師によるトレーニ ング、社内講師の育成コース | Automation Anywhere University (E ラーニング) |
Community版の制限事項としては、1つの組織で5台までしか使用できないことと、
Community版ユーザが使えるIQ Botでは月に100ページまでしか処理できないそうです。
EラーニングサイトのAutomation Anywhereで、無償でトレーニングが受講できるほか、Community Edition用の日本語化されたチュートリアルも公開されています。
https://university.automationanywhere.com/