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2020年のクリスマス

Last updated at Posted at 2020-12-24

2020年12月24日現在

また一年が経ちました.今年も相変わらずなクリスマスイブを過ごしております.
振り返りのために(自己満レベル)1年に一回レベルで書き続けていこうかなと思います.
去年は願書を書いていたのですが,今年は論文の修正を行っている次第です.
去年の自分よりは少しは成長できたのか?後退しているのかはわからないですが,
SNS好きだった自分がSNSから離れ,たくさんいた(であろう)友人たちと離れ,
煌びやかな都心から離れ,雪国の山奥の学生になりました.
2020年はコロナ禍によって世界中が大きく変化した年でもありましたが,
私にとっても大きな変化があった年だと思ってます.

【社会人をやめて学生になった理由】

■自信がなかった

修士号を持っているのに「何もできない」と思うことが多かったのがきっかけです.その要因は自分の知識不足なのですが,根底にある原因は自信がなかったことだと思っています.

■新しい知識を身につけたかった

社会人を続けながら,学ぶことは効率的ではあるけれども,自分の都合のいい知識(自分がわかる範囲で)しか得ることができなかったため,新規性のある知識が欠けてました.

■学ぶ環境が欲しかった

仕事帰りの勉強はモチベーションの維持も難しかったです.疲れた頭で勉強している振りをしている時間になっていることも多かったように思います.いつまでたっても変わらない自分に焦燥感に駆られてました.
就業時は,自分の立ち位置がある程度決まった将来が見えはじめてました.
転職活動をしても,学歴があっても即戦力となる経歴や実績がなかったため,採用されるはずもなく(採用されても希望職種以外)
働きながら学ぶことを認めてくれる企業は,ごく一部で,企業が育てたいと思う人間も限られており,自力で得た修士号は社会も企業も認めてもらえることもなく,自分のレベルの低さに絶望してました.
確固たる自信を持つためには中途半端な勉強で知識を得るのではなく,逃げ道を残さず学生になることが近道だと思ったのがきっかけです.去年は絶望に打ちひしがれながら,悔し泣きしながら(相変わらずキモイ自分)願書を書いていたのでした.

【社会人から学生になってつらかったこと】

■先輩,同級生が全員年下(当たり前ですが)

 見た目は落ち着いている先輩や同級生たちですが,(自分と年齢変わらないのでは?と思われる容姿なのに!)おかげさまで,ジェネレーションギャップを感じたことはございません.すんなり今の大学院の雰囲気になじめたと勝手に思っております.しかも,研究室では,研究や課題に,素晴らしいご意見をくださるので,学べることが多く,自分が年上であることもすっかり抜けきって学ばせていただいてます.
 しかし,グループワークなど,「先輩よりお姉さんだから!」「同級生よりもお姉さんだから!」の呪縛に捉われ,自分の知識レベル以上の課題がでるたび,負荷が大きかったです.自分でももう少し素直になれたら良かったのかもしれませんが,ミジンコレベルの知識しか持っていないのにプライドが邪魔をして,お姉さん呪縛から逃れられそうにありません.

■悪気のない上から目線

 大して気にする必要もないことなのですが,きついことを悪びれもせずサラッと言われます.「大人だから!大人だから!大人だから!」と言い聞かせてますが,やっぱり傷つくことは傷つきますね.(「こんなの小学生レベルだし」など)

■生活レベルがお子様

23~25才ぐらいだとそんなものなんですかね?具体的には,研究室の共有スペースを私物を放置しまくって散らかしてることを実感しておらず,注意している自分がママになってることに凹み,こんなものなのか?理系研究室って?とにかくかだつけても散らかす先輩たち子供たちがきついです.(ゴキさんが発生したし…)

■食べ物の好みが違う

らーめん,焼き肉,ボリューム感たっぷりの食べ物が大好きな先輩方や同級生.食べる量も多いので,消化率の悪い私にはサラダとかサンドイッチで十分なんですが,この大学院でマイノリティの私には「ご飯食べに行こう!」のお誘いのたび,ちょっと鬱です.おしゃれカフェなんて提案した日には四面楚歌を実感したのでした.

■ノリが学生

当たり前なんです.私もこの過去ブログでやらかしてるので人のことは言えません.学生のノリは好きですが,ふと我に返るとこの子たちのノリに合わせて良いものなのか,自省の念に駆られるので,学生のノリをどこまで線引きすればいいのか悩ましいところです.(大人になったな…)

■研究=生活

メリハリがなく朝起きたら研究?課題?ゼミ資料?論文サーベイ?の日々です.
徹夜ばかりです.先輩たちや同級生の体力についていくのがやっとなんです.みんなしっかり寝ましょう.休ませてくれ…

■金銭的な不安

貯金が目減りしてくのは苦痛ですけど,学割もあるので節約しながら生きてます.

■記憶力の低下

なぜだろう.先輩たちや同級生と張り合おうとすると痛い目に合うんです.一夜漬けは無理なのでコツコツ勉強するしかないんだなと悟りの境地です.

【社会人から学生になって良かったこと】

■居心地の良い人間関係を構築できた

人間関係で大きな悩みはなくなりました.
めんどくさっ!と思うことは多々あります
大学院の中でもマイノリティのマイノリティな自分であることを自覚しているので,この大学院でも浮きまくってますが,このまま,ぷかぷか浮いていようと思います.その中でも信頼できる友人や先輩や同級生に出会えたので,切磋琢磨しながら,お互いに尊敬しあえる人たちと付き合っていきたいと思ってます.

■誰とでも仲良くなろうとは思わなくなった

学部から大学院に入学していたら,たくさん友だちつくるぞ!人間になっていたと思いますが,(遠い昔の自分がみたら,陰キャ云々と思うのでしょう)
話してちょっと合わないなと思ったら,フェイドアウトするようになりました.所詮,2年か3年のお付き合いになので,寂しいですが,ライフスタイルが異なれば,出会う人も付き合う人も自分も変わってくるのは避けられないので,フェイドアウトについては怖くなくなりました.学生だからこそ,自分で人間関係を選べる環境はありがたいなと思います.(利害関係あれば,嫌でも付き合っていかなければいけないですからね…)

■基本的には情緒安定

仕事をしながら大学院に通学していたときは,メンタルが激しく弱かったです.今もけして強くはないですが,寝たら忘れてしまうレベルなので,去年の自分に比べたら,情緒は安定してると思います.徹夜続きの時は周囲に当たり散らしてるので感情のコントロールは必要ですね.

■研究に時間をつぎ込める

いつも時間がない!と切羽詰まっていましたが,ゆとりをもって研究できてる気がします.でも,なぜか締め切り前はいつもあわただしい....

■勉強会が時間を問わずできる

教えてほしい!との一言で、すぐ勉強会を開けるこの環境は贅沢だと思っています.社会人の時は,日程調整をして,何週間後とかに勉強会を開催して,などなど,今すぐ勉強会!はできませんでした.(そんな意識高い友人もいなかった)すぐにアドバイスをもらえたり,疑問点を解消できるこの環境は本当にありがたいです.

■新しい知識や刺激が多い

先輩たちや同級生たちと話すことで,今まで知らなかった知識を得ることが多くなりました.全く興味のない分野でも視点を変えるきっかけになったり,去年の自分より得る知識は増えました.白黒つけたがる癖も最近は和らいだ気がします.

【今後の展望】

今後は自分の研究にガッツリ時間をかけていきたいと思ってます.しかし,相変わらず,知識不足を目の当たりにするたび,みじめな気持ちになりますが(打ちひしがれるほどの悔し泣きはしなくなりましたが)今いるこの環境に感謝して,「これだけは誰にも負けない」ってものを手に入れたいと思います.このまま突っ走るぞーーーーー!!!!

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