##はじめに
新入社員が研修も終わり、会社にも慣れてきた季節だと思います。
会社に言われた資格勉強の勉強法がわからないなど、困ることもあるかもしれません。
Linux等の資格取得を目指す際に参考になればと思い、自分の行った勉強法を書きます。
Linuc Level1程度の難易度であれば、私のようにping-tのみでも合格することが可能だと思います。
ちなみに分厚い本を買ったはいいですが、めんどくさがりな性格が原因であまり読まず、自分の中でなかったこと扱いになっています。
##目次
- 出題数は少なめに、まずは<解説>よりも<参考>を読んで理解する
- <解説>を見ながら間違いの理由も覚える
- 完璧を目指さない
以上の3つで話を進めます。
##出題数は少なめに、まずは<解説>よりも<参考>を読んで理解する
ping-tでは指定した数の問題を解いた後、解答結果が表示されます。
問題の解説のページは
解説:
~~~~~~~~~~~
~~~~~~~~~~~
参考:
~~~~~~~~~~~
~~~~~~~~~~~
という流れで記載されています。
大抵の場合、<参考>にはその問題の分野の概要が書かれています。
わからなかった問題は<参考>→<解説>の順番に読むことで理解を早めることができます。
また、正答した問題であっても、熟読せずとも目を通すようにしました。
最初は出題数を5問から始めました。
学習初めはわからないことだらけです。
この状態のときは色々な問題を多く解くよりも、演習→答え合わせの間隔をなるべく狭め、
<参考>に書かれている内容を記憶に定着させることが優先です。
正答率が上がってきたら次第に出題数を増やし、分野を切り替えたらまた5問から…
という繰り返しを全分野で行いました。
##<解説>を見ながら間違いの理由も覚える
ping-tは4~5問程度の選択問題が多いです。
何回も問題を解いていると、何となく問題の答えを頭が覚えてしまうことがあります。
問題によっては、<解説>に間違いの理由も書かれています。これを流さないようにしましょう。
正しい回答を選択すると同時に、その他の選択肢の何が間違っているのかまで考えます。
指定する順番が違う、コマンドのオプションが違うなどありますが、
コマンドのオプションに関しては、「間違っている選択肢のオプションはどのような機能なのか」まで考えながら解くことで、1題で数問を解いていることになります。お得じゃないですか?
##完璧を目指さない
本試験では65%程度の正答率があれば合格するはずです。
なので完璧を目指してping-tをやり続けないようにしましょう。
私の場合、101は模擬演習にて8割を何度も取った後に受けましたが、時間をかけ過ぎた感がありました。
その1か月後、102は模擬演習7割以上をを6,7回くらいとった時に「もう十分だろう」という気分で試験を受けました。
どちらも十分な得点で合格できましたし、正答率にそこまで大きな差もありませんでした。
100%の正答率で合格しても70%の正答率で合格しても、合格したという実績に差はありません。
しかし時間は有限です。自分の好きなことのために費やす時間もストレスを溜めないために大事です。
・何割とることができれば合格なのか
・何問間違えていいのか
を考慮した上で試験のスケジュールを立てましょう。