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いますぐ使える即戦力!「シンプル売上管理ツール」~超初心者が作成した「LINEBot」~改良してみた

Last updated at Posted at 2024-08-18

超初心者が作成した「LINEBot」「シンプル売上ツール」を改良してみた

とある流通業で衣料品を販売している私。ITスキルゼロなのに「LINEBot」なるものに出会い、さっそく作成してみた「シンプル売上管理ツール」。

担当スタッフに試してもらうと、「すごい!毎日の売上予算がすぐに分かる!」「昨年実績は調べるの面倒だったから便利!」との好評価。
でも、「これ、スマホのメニューが分かりづらい」「ちょっと日付入力がめんどくさいかな」との声もいただきました。

「シンプル売上管ツール」改良版を作成する

それじゃあ、改良版を作ってみよう!ということで、全体のプロセスを見直してみます。

見直したところ

LINE画面の「リッチメニュー」を押すと不要な返答が返ってくる。

IMG_2430.jpg

これが最大の分かりにくく使いづらい理由。

「リッチメニュー」に設定したテキストが

スクリーンショット 2024-08-18 230119.png

makeのシナリオをスルーして<誤入力>と判断されてしまうのが原因。

そこで「LINEBot」全体の構成を見直して、「売上予算」「昨年実績」とも
LINEの「リッチメニュー」を押すことでスタートするように改良しました。

*以下の数値は全てダミーです。

使用ツール

・LINEmessagingAPI
・LINE Official Account Manager
・Make
・Googleスプレッドシート

できたもの

修正したMAKEのシナリオ

スクリーンショット 2024-08-18 231340.png

LINE画面

IMG_2431.jpg

LINE動作

手順

①LINEの「リッチメニュー」を修正。

「LINE画面が分かりづらい」との指摘にこたえるため、LINE Official Account Managerの「リッチメニュー」を修正
「リッチメニュー」の【売上予算を知りたい】【昨年実績を知りたい】の2つのいづれかのボタンを押せば

<ボタンを押す=「トリガー」> となって「LINEBot」をスタートさせます。

分かりやすくボタンのアイコンも変更しました。

スクリーンショット 2024-08-18 220845.png

②makeで「リッチメニュー」の「トリガーテキスト」を排除。

Watch EventsとGoogle Sheetsの間に「fuliter」を設定して「リッチメニュー」の「トリガーテキスト」をブロック。その先のシナリオに進ませない。

スクリーンショット 2024-08-18 214825.png

その後は下記の通り、以前とシナリオの変更はありません。

③Routerモジュールで「実績」「前年」のルートで分岐

④それぞれのGoogleSpreadSheetを経てLINE Send a Reply Message の返信

まとめ:ちょっとした改良で見やすく・使いやすくなりました!

今回の改良は、問題のあった作動のスタートを分かりやすく
LINE側の「リッチメニュー」から始めるために、
Watch EventsとGoogle Sheetsの間にfilterを入れて「リッチメニュー」の「トリガーテキスト」を排除しただけです。

それでも「LINEBot」の操作性が格段に向上しました。

使う人の立場に立った、こんな小さな一歩の改良の積み重ねが
「DX業務改善」につながるんだなと実感しました。

今後は、「入力が面倒」とのお声を頂いた「昨年実績」の日付入力設定、「日付+”昨年”」を単純な日付入力に改善したいと思います。
関数を勉強して再度改良にチャレンジしていきます!

千里の道も一歩から。次の一歩をめざして精進していきたいと思います。

乞うご期待!!

参考資料
https://qiita.com/tabisurujapaniz/items/a56e0df499b337806e3f

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