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MetaioSDKことはじめ

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はじめに

AR? なんか難しそう。とか思って遠くから眺めてるだけだったんですけど、機会があったのでチャレンジ。
metaio使って、チュートリアルをこなします。
# ちなみにObjective-CどころかiOSでの開発経験プライベートでもほぼゼロです。

準備

Apple Developer Programには登録してある前提。これ手間なんで、これだけで記事書けそうな気がする。

metaioにDeveloper登録する

はじめにmetaioのDeveloper登録します。
metaio Developer Portalにアクセスして、右上の Sign up を押して登録画面に行きます。
必要事項を入力して登録、たしかメールが届くので、確認してPortal画面に行きます。
SDKをダウンロードして、お好きなところに展開。これでmetaioの準備完了です。

skitch.jpg

metaioにアプリ登録する

そのままの流れで、アプリを登録します。
ポータル画面の上のメニューの「My Apps」をクリック、この画面でアプリを登録して識別子を発行してもらいます。
下の方に「App registration」があるので、ここでお好きなアプリ名、お好きな識別子を登録します。
Welcome_to_the_metaio_Developer_Portal.jpg
このIdentifierはめちゃくちゃ重要なので、ちゃんと設定しておくとよいと思います。
とりあえずSDK SignatureのVersion 6.xのキーをコピっておきます。この画面はいつでも見ることができるので、あとで参照しにきてもいいです。

Xcodeにプロジェクトを作る

Xcodeでプロジェクト作ります。詳細な手順は省きますけど、とりあえずSingle View Applicationでいいと思います。
重要なのはProduct nameOrganization IdentifierBundle Identifierが上で登録したIdentifierと一致している必要があります(・・・ですよね?)。
スクリーンショット_2015_04_29_17_15.jpg
お好きなところにプロジェクトを作って準備完了。

frameworkを登録する

metaioSDKはSDKであるからして、ちゃんとプロジェクトに突っ込まないと動きません。
XcodeでGeneralを選択し、下の方のLinked Frameworks and Librariesにframeworkを登録します。
metaiosample_xcodeproj.jpg
スクリーンショット_2015_04_29_17_39.jpg
これで metaioSDKは 登録できました。次は依存してるいろいろを追加していきます。
最終的にこんな感じになります。多分不必要なやつも混じってますけど、それはおいおい削っていくことにします(この記事では多分やりません)。
metaiosample_xcodeproj.jpg

signatureを登録する

上でコピったSignatureをXcodeに登録します。
が、これ多分ばれたらよろしくないやつなので、なんとか隠蔽する方法考えます。
よくわからないんですけど、とりあえずプロジェクトルートにSettingsとかなんとか適当にディレクトリ切って、そこにmetaiosdk.xcconfigmetaiosdk.xcconfig.orgの二つのファイルを作り、そこに秘密にしておきたいものを突っ込みます。

$ mkdir Settings
$ echo "METAIO_LICENSE_STRING = yoursecretkey" > Settings/metaiosdk.xcconfig.org
$ cp Settings/metaiosdk.xcconfig.org Settings/metaiosdk.xcconfig

で、metaiosdk.xcconfigの方の値を上でコピったSignatureを上書きします。
これをXcodeのツリーに適当にグループ作ってFinderからDnD。
こんな感じ。
metaiosdk_xcconfig.jpg

次に、このxcconfigファイルをプロジェクトに読み込ませるように? する。
プロジェクトを選択して、Configurationを選択、DebugReleaseにxcconfigファイルを設定します。
metaiosample_xcodeproj.jpg

すると、Build Settingsの下の方のUser-DefinedMETAIO_LICENSE_STRINGが追加されてると思います。

続いて、左側のツリーのmetaiosample > Supporting FilesInfo.plistを開き、新しく項目を追加します。
キーはMetaioLicenseString、値は$(METAIO_LICENSE_STRING)。これで別ファイルに分離しつつSignatureを登録することができました。
あとは.gitignoreに書いておくとかすればコミットされません。

開発

上記で準備が完了しました。ここからはチュートリアルを参考にしつつ、なんやかややっていきます。

storyboard

metaiosdkのために、storyboardを変更します。
Main.storyboardを開き、左ツリーのViewをクリック、Delete。
続いて右下からGLKit Viewを探して選択し、StoryboardにDnD。
さらに右クリックし、Referencing Outletsの右の⚪︎をクリックして、DnD。
glkViewを選択して、また右クリックして追加されてることを確認します。

import

さっさと次いきます。
ViewController.hを以下に変更します。

ViewController.h
#import <metaioSDK/MetaioSDKViewController.h>

@interface ViewController : MetaioSDKViewController


@end

また、MetaioSDKはObjective-C++で書かれてるらしいので、ViewController.mの拡張子を.mmに変更しておきます。

とりあえずここで確認

ここまで行けば、とりあえず動きます。
iPhoneをつなぎ、Runしてみると、カメラだけとりあえず起動します。
2015-04-29_21_05_35.jpg

とりあえず今日はここら辺で。

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