EPUB作成ソフト
EPUBの問題はビュワーが対応しているか、どのビュワーでも同じ表示になるかが気になる。検索するといろいろなEPUB作成ソフトが見つかるが実際に使ってみると使いようがないものもある。検索すると出てくるものの問題点を挙げていきたい。
「sigil、ibookauthor、kindlegen、indesign、Googleドキュメント、LeME、でんでんコンバーター、ロマンサー、暇つぶし雑記帳、一太郎、Pages」
- sigilはEPUB編集ソフトであって作成ソフトではない
- ibookauthorは7年前に終了してる
- kindlegenは配布が終了している
- indesignは対応するビュワーが少ない
- Googleドキュメントはビュワーごとに表示が変わる
- PagesのEPUBは対応するビュワーがApple Booksのみ
「LeME、でんでんコンバーター、ロマンサー、暇つぶし雑記帳、一太郎」は出力されるEPUBに問題はないが、入力するファイルの種類が異なる、マークダウンと、WORD、専用の注記などエディターが異なっていてすべての機能が使えるわけではない。
ここでWORDといったのはdocxファイルであっても作られたソフトによって表示が変わる問題がある。
docxファイルの問題点はテキストファイルと違いGithubなどで管理がしにくい。
どのビュワーでも同じ表示になるEPUB
昔のウェブブラウザはブラウザごとに表示が異なっていて、同じ表示になるような苦労があった。EPUBも同じ問題を抱えていて、同じ表示にするには苦労がある。
日本語の電子書籍ビュワーの表示は電書協EPUBに対応しているので、電書協の通りに作ると問題が少ない。ただしシェア的な問題で、kindleに対応するように書き換える必要がある。海外では、kindle以外にもApple Books、Google Play ブックスにも対応させる。
そこで電書協をベースにしつつ、KADOKAWA-EPUBにも対応させながら、Kindle パブリッシング・ガイドライン、Apple Books アセットガイド、Google Play ブックス パートナー センター ヘルプ EPUBを読んで制作する必要がある。
改造版AozoraEpub3、FixedEpub3JSでは電書協EPUBのCSSを使ったepubを作成できる。
改造版AozoraEpub3
FixedEpub3JS