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ここのえAdvent Calendar 2023

Day 2

AWS Certified Cloud Practitionerを三日坊主で攻略

Last updated at Posted at 2023-12-01

この記事は ここのえ Advent Calendar 2023 Day 2の投稿です。

3日で攻略する AWS-CLF 要約

空白の図.png

この記事のターゲット

  • バックエンドやサーバ運営の経験はそこそこある
  • AWSはおろか、クラウドは全然使ったことないし何となく苦手意識がある
  • 手っ取り早くCloud Practitionerに受かってAWSに認定された人類になりたい

Intro

今までクラウド関連の経験が少なかったのですが、先日触りたくなって手を出し始めました。

ですが、「正直言って何から始めていいのか分からん…」という感じでした。とりあえず形から入るタイプの人間なので、AWS Cloud Pracitioner(以下CLF)を受けてみることにしました。

意外と勉強してみるとそんなに難しくなく、3日ぐらい勉強したら受かりました。
クラウドコンピューティングの全体像が分かりますし、勉強になるのでかなりオススメです。

前提として、自分の経験はこんな感じです。同じぐらいの規模感であれば、同じぐらいの学習速度で合格できると思います。

  • 学生時代、研究室のサーバの管理経験(4年)
  • 各種ゲームのサーバ運営経験あり
  • プログラミングチョットデキル
  • (Optional) Gentoo Install Battleに勝利できる

3日でわかると何がうれしいか、それは 3日坊主で飽きる前に全てが終わっている ことです。加えて3連休があれば連休のうちに学習が全部終わります。すごい!

学習法

以下の順番で学習を行いました。

  1. AWS Certified Cloud Practitioner 公式練習問題集をとりあえず解く
  2. 公式の「AWS Cloud Practitioner Essentials」で、全体の概念を学ぶ
  3. 再度、AWS Certified Cloud Practitioner 公式練習問題集 を解いて理解度の確認
  4. 試験範囲のサービス一覧を調べて、リストにして調査していく
  5. Udemyの問題集をやる

(1) AWS Certified Cloud Practitioner 公式練習問題集をとりあえず解く

まず初めに、AWSの公式模擬問題である、「AWS Certified Cloud Practitioner 公式練習問題集」を解きました。

当然ですが何も知らない状態での練習なので、合格点には届きません。
大体どんな感じの問題が出るか、感覚をつかみます。

(2) AWS Cloud Practitioner Essentialsで全体の概念を学ぶ

Cloud Practitioner受験者向けに、AWSの全体像が学べるAWS Cloud Practitioner Essentialsという教材があり、こちらを見ながら学習を行いました。

EC2やS3のようなAWSを触っていなくても聞いたことあるような有名サービスの説明に加え、VPCやファイヤウォール周りの説明など、広範囲に渡って学習することができます。

ここで問題集の学習にも必要な、基礎的な知識を身に着けておきます。
だいたいここまでで、1.5日ぐらいかかります。

(3)再度AWS Certified Cloud Practitioner 公式練習問題集 を解いて理解度の確認

Essentialsが終わったタイミングで、再び公式練習問題にチャレンジします。
だいぶ理解度が深まっているはずなので、ある程度答えられるはずです。

Essentialsでは触れられていないサービスも幾つか出てくるため、回答時に出てくる解説を参考にしながら覚えていきます。

(4) 試験範囲のサービス一覧を調べて、リストにして調査していく

基礎的なところは把握できたので、次に試験範囲になっているAWSサービスの一覧をまとめました。
知らなかったサービスを順次Notionにメモを取り、調べて1~2行程度の説明を加え、単語帳を作りました。

ここで大体のサービスの名前を把握しておくと、次の問題集のタイミングでスムーズに問題を解き進めやすいです。


この後、実際にはネット上の無料問題集を200問近く解いていました。
ただこの問題集の質がかなり悪く、現在統廃合され存在しないサービスが残っている・答えが間違っている問題・英語からの翻訳ミスのような問題が多々あり、難易度も低かったためあまり推奨しません。

実は3日+半日ぐらい学習していたのですが、この問題集を解いていた0.5日分は正直無駄でした。実際には3日で出来ると思います。


(5) Udemyの問題集を徹底的に勉強する (超おすすめ)

自分は Udemyの問題集 を使って、試験までに足りない知識を追加していきました。

こちらの問題集は今年9月の改定後の内容に基づいているため、現行の問題にも対応しています。
また問題の解説も無料問題集に比べ、丁寧で分かりやすかったです。

ここでも Essentials では出てこなかったサービスや、各サービスの詳細に触れたやや難しい問題が出てくるため、必要に応じてノートを取って復習しました。

特に「AWS Well-Architected フレームワーク」や「クラウド導入戦略」といったAWSの概念に関する問題も多いため、試験対策にもなります。

まとめ

AWS-CLFが今年9月からCLF-C02という新しい範囲になり、試験範囲のサービスが60個ぐらい増えました。自分も難化後の試験を受験しましたが、当然対象が多ければ多いほど覚えるのが大変です。

それでもバックエンド周りの知識があれば、Essentialsの動画教材を見ると大体の内容は把握できると思います。CodeCommitなど分かりやすい名前のサービスも多いので、経験者はある程度推測できます。

学習後に自信がついた段階で受験予約したのですが、心配性なので受験まで繰り返し問題集を解いて復習していました。そのため厳密には4日ですが、3日目の時点で内容を把握できていたので記事は約3日という事にしています。振り返ってみても受験RTAするなら3日で充分だったと思います。

また学習するにしてもバックエンドの経験がないと、各サービスがどんな役割を果たすのかイメージが付きづらく、最速で覚えるのはちょっと難しいかもしれません。学習の流れとしては同じ感じで大丈夫ですが、もう少し問題を増やしたり、取りこぼしのないように自分のペースで進めるのが良いと思います。

一応言っておきますが、3日で合格できなくても責任は負えませんので……自分のレベルに合わせて学習してくださいね!

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