はじめに
毎回忘れるので、よく使用する二つのライブラリの導入手順を一つの記事にまとめます。
R .swiftとは
Storyboardや画像、カラーが簡単に取得できるライブラリです。
SwiftLintとは
勝手にコードのチェックを行ってくれるライブラリです。
可読性の向上や小さなミスがなくなります。
例:ネストが深すぎる、空行、キャメルケースになってないなど、、、
R.swiftの導入手順(CocoaPods編)
開発環境
xcode12.4
1.Podfileに以下を追記
pod 'R.swift'
※SwiftLintも一緒に導入する場合は以下のように記述します。
pod 'R.swift'
pod 'SwiftLint'
2.com + S
でPodfileを保存
3.ターミナルでpod install
を実行
4.scriptを追加
New Run Script Phase
からRun Scriptを追加する。
Run Scriptを追加したら、以下をスクリプトに記述。
"$PODS_ROOT/R.swift/rswift" generate "$SRCROOT/R.generated.swift"
Input Files の + を選択し以下を記述。
$TEMP_DIR/rswift-lastrun
Output Files の + を選択し以下を記述。
$SRCROOT/R.generated.swift
以下のようになっていればOK!
※わかりやすいように「Run Script」から「Run Script(R.swift)」に修正してます。
5.Run Scriptを移動させる(大事!!!!)
Run Scriptは[CP] Check Pods Manifest.lock
とCompile Sources
の間に
移動させる。
6.com + B
でビルド
7.最後にR.generated.swift
ファイルをxcodeに追加
ビルドするとR.generated.swift
ファイルが、
Finderのアプリ名App
フォルダに追加されます。
「R.generated.swift」ファイルをxcodeプロジェクトにドラッグ&ドロップで追加。
※AddFileからでもOK
以上でR.swiftの導入は完了です。
SwiftLintの導入手順(cocoaPods編)
開発環境
xcode12.4
1.Podfileに以下を追記
※R .Swift導入時に追記してpod install
まで完了している場合は1~3までは不要
pod 'SwiftLint'
2.com + S
でPodfileを保存
3.ターミナルでpod install
を実行
4.scriptを追加
New Run Script Phase
からRun Scriptを追加する。
Run Scriptを追加したら、以下をスクリプトに記述。
"${PODS_ROOT}/SwiftLint/swiftlint"
5.「.swiftlint.yml」ファイルの作成 ( 必須ではない )
このファイルではSwiftLintのルールをカスタムします。
ターミナルで以下を実行。
touch .swiftlint.yml
ファイルを開く。
open .swiftlint
中身の例です。
disabled_rules:
- notification_center_detachment
- force_cast
- force_try
- todo
- trailing_whitespace
- type_body_length
- file_length
excluded:
- Pods
- R.generated.swift
line_length:
warning: 300
error: 400
ignores_comments: true
function_body_length:
- 150 # warning
- 300 # error
identifier_name:
min_length: 1
max_length: 70
type_name:
min_length: 1
max_length: 50
nesting:
type_level: 3
function_parameter_count: 7
以上でSwiftLintの導入も完了です!
ビルドして、警告が出ていればOKです!
注意点
最後に、今回はCocoaPodsで導入しましたが、
他の方法で導入する場合はScriptに記載する内容が変わってくるので注意が必要です。