ふりかえり Advent Calendar 2021 の 14日目の記事です。
組織内でのコミュニケーションのきっかけ作りに、
ふりかえりを活用してみては?というお話。
どんな内容?
Covid-19 でリモートワーク、増えましたね。
リモートワーク中の雑談話とかありますけど、結構チームでの取り組み多いですよね。
Slack だったり Teams だったりって、同じチームの人としか話せなかったりしますよね。
チーム外の仲間、隣の部の部長など、
チームのような近い距離よりもう一歩遠い人とのコミュニケーションに
「会議のふりかえり」を使うご紹介です。
オフィス通いの頃のチーム外の人との雑談って?
オフィスでのチーム外との雑談、どんな時にしてましたか?
大きく、以下の3ケースかなと思います。
- オフィスをうろついてて、なんとなく話しかけられそうだから雑談開始。
- 廊下、道端でばったり雑談。
- たまにの一緒に話す会議で、会議室からの帰り道で雑談。
そう、今回話したいのは3つ目のケースです。
(1つ目、2つ目だとオンラインバーチャルオフィスを使う、とかそんな話になると思います)
ではどうする?
オンラインになると、会議が終わったら会議室がぶつんと閉じられて終わってしまう。
帰り道も何もないですね。
ではどうするか。
会議後の最後5分をふりかえりを取り入れてみましょう。
ふりかえり手法は、簡単なものでいいです。
例えば、以下のようなものだと3項目で簡単に書けます。
こうして書いてみると、会議の内容に関連してふと思ったことを
それぞれが書いて伝えることができるわけです。
上のふりかえり手法だと、実体験としては「もやもや」が結構良いネタの宝庫になるイメージです。
- 「今日の会議と関連して、こんなの最近気になってるんだよな」
- 「さっきは脱線するから黙ってたけど、実はこんなこと思ってて」
5分間、ふりかえりながら「帰り道雑談」と同じようなことができてしまいます。
もちろん、会議の内容もふりかえって記憶に定着。一石二鳥です。
5分で話し足りなかったら、「後で改めて話そう」ということにも。
「ふりかえりはいいから会議したい」と言われるなら
雑談を目的に「ふりかえりを導入したい」って提言してみたけれど、
「いや、最後の1秒まで会議したいからそんな時間はない」って言い返されそうと
思ったあなたへ。
そこは、本来の目的である「ふりかえり」の価値を伝えてみましょう。
会議の内容を定着させる
オンラインになって、「会議」「会議」「会議」と続くと、
会議室での会議が連続していた時以上に、何話したか覚えてなかったりしませんか?
これ、今までは会議室の移動時間が効いてたという人もいるのだと思います。
- 移動時間に、直前の会議内容を反芻できる。 (一人ふりかえりしてる!)
- 移動時間に、会議の出席者と話してる。(みんなでふりかえりしてる!)
そう。会議室で会議してた頃は、移動時間使って自然とふりかえりしてたんです。
だからこそ、オンラインでこれを再現すると考えれば良いわけです。
会議を改善する
こちらは、オンラインでなくても共通の話。
会議が終わってみて、こんな気持ちになることありますよね。
- あのパート、うまく議論できなかった。
- 用意したアジェンダ消化できなかった。
一人が思ったところで、次の会議で改善するのは難しかったりします。
思いを全員に共有することで、次の会議が良くなっていく。
5分の会話で、次回からの会議の効率が上がっていくなら安いものではないでしょうか。
最後に
オンライン会議のふりかえりを、うまく活用しようというお話でした。
個人的には「とりあえず、ふりかえりを入れておこう」から始めてみただけだったのですが
思ってなかった効果につながったなー、ということで記事にしました。
皆様の糧になれば幸いです。