はじめに
流行りのAIでラフに開発したいなぁというモチベを抱き早3ヶ月。
「AIってむずかしそう」「開発のレベル高そう」って謎にこじらせていました。
たしかに、やったことないことに挑戦するのはハードルが高いです。
しかし、そういう時こそ「まずは手を動かしてみる」ことでした。(猛省)
今回は、たった10分で多くの人がChatGPTの門戸を叩けるような開発備忘録を残したいと思います。
テーマは「AIチャットボット開発」。
この開発が完了して実行したら、チャットボットにありがちな文章がターミナルで表示されていることです。
写経でも動かせるプログラムなので、ぜひ10分チャレンジに挑戦してみてください。
参考URL:https://udemy.benesse.co.jp/development/system/chatgpt-chatbot.html
想定読者のレベル
- python初学者
- OpenAI APIでの開発未経験者
開発環境
- vs code
使用言語
- python (python3)
使用ライブラリ
- OpenAIライブラリ
【OpenAI側】 事前準備 (所要時間:5分)
- OpenAIのアカウント準備
- OpenAI利用にあたり支払い先の登録(従量課金性)
- OpenAIのAPIキー発行
1. OpenAIのアカウント準備
まずはOpenAIの住民になるために自身のアカウントを登録しましょう。
公式サイトからアカウント作成できます。
登録URL:https://chat.openai.com/auth/login
「Sign up」をクリック。
メールアドレスだけでなくGoogle、Microsoft、Apple等で登録できます。
2. OpenAI利用にあたり支払い先の登録(従量課金性)
前項で登録したアカウントで、OpenAIの公式ページにログインできることを確認しましょう。
ログインURL:https://platform.openai.com/signup
右上「Personal」▶️「Manage Account」をクリックします。
▶️「Billing」をクリックします。
支払い先を登録しましょう。
【念のため】
従量課金制のリスクを回避するために「Usage limits」で使用制限をかけるなどして工夫しましょう。
3. OpenAIのAPIキー発行
右上「Personal」▶️「View API keys」をクリックします。
「Create new secret keys」をクリックします。
自分でわかる名前を付けます。(例:ai chatbot)▶️ 「Create secret key」をクリックします。
APIキーが発行されました!
あとで設定で使うので、テキストメモなどで残しておいてください。
【vs code側】 チャットボットを作ろう (所要時間:5分)
- ターミナルでOpenaiのライブラリをインストール
- ファイルを1つ作ってコードを書く
- ターミナルで実行
1. ターミナルでOpenaiのライブラリをインストール
設定が終わったらvs codeを開きます。
ターミナルを開いて以下のコマンド入力します。
pip install openai
pipをインストールしていない場合は、ターミナルで「pip install」を実行してください。
こんな画面が出ます。
「Successfully installed~ 」みたいなのが最後に出てきたらひとまずOKです。
2. ファイルを1つ作ってコードを書く
test.pyを作理、以下のコードを書きます。
APIは発行したキーを入れましょう。
import openai
openai.api_key = "先ほど取得したAPIキーを入力"
response = openai.ChatCompletion.create(
model="gpt-3.5-turbo",
messages=[
{"role": "system", "content": "あなたは学校の先生です。"},
{"role": "user", "content": "おはようございます"},
]
)
print(f"ChatGPT: {response['choices'][0]['message']['content']}")
print(response['usage'])
3. ターミナルで実行
ターミナルで以下のコマンドを入力し実行します。
python test.py
ターミナルに先生を呼び出すことに成功しました。やったー!
おわりに
以上でChatGPTのAI技術を10分で触れることができました。
10分しか触っていないですが、この開発を通して開発アイデアが湧き上がってきました。
留意点などご指摘事項があれば、コメントで教えていただけたら嬉しいです。
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