経緯
仮想マシンでDNSサーバーを構築時、画面右上に「接続に失敗しました」のポップが発生(非常に鬱陶しい...)
原因はBridge接続に切り替えていた為だったのですが、その時調べたことなど新しく仕入れた知識をメモついでに共有します。
試したこと
最初Bridge接続に切り替えていたことを失念していた為、考えられる原因がNetWork Manager関連かな?と思い
# nmcli d
を実行したところ、案の定イーサネットは切断済みになっていました。
そこで、
# nmcli c u ens●●
を出力したのですが暫く経った後、接続のアクティベーションに失敗しましたとのエラー。いろいろ調べてたらそういや接続方式変えたんだったなと思いだし、無事解決した流れです。
NAT接続とBridge(ブリッジ)接続
仮想マシンがホストコンピューターのネットワークに接続する方法
・NAT接続
ホストコンピューターが仮想マシンにプライベートなIPアドレスを割り当て、インターネットへのアクセスを仮想マシンに提供します。
・Bridge接続
仮想マシンにホストコンピューターと同じネットワーク上のIPアドレスを割り当て、ネットワーク上の他のデバイスと直接通信できるようになります。
考えられうる原因
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IPアドレスの競合:
ブリッジ接続では、ホストコンピューターと同じネットワーク上にあるため、ホストや他のデバイスと同じIPアドレスを持つと競合が発生します。これにより、ネットワーク上で正しく通信できなくなります。 -
ネットワーク設定の不一致:
Bridge接続では、ネットワークの構成が正しく設定されていない場合、通信が遮断されることがあります。例えば、正しいゲートウェイやサブネットマスクが設定されていない場合などです。 -
ファイアウォールの設定:
ファイアウォールがブリッジ接続をブロックしている可能性があります。ファイアウォールが仮想マシンとネットワーク間の通信を遮断している場合、仮想マシンはネットワークに接続できなくなります。 -
MACアドレスの問題:
ネットワーク機器がMACアドレスを認識していない場合、通信が妨げられることがあります。ブリッジ接続では、仮想マシンがホストコンピューターと同じMACアドレスを使用するため、ネットワーク機器がMACアドレスを認識できない可能性があります。
解決策
まずネットワーク設定を確認し、必要に応じてIPアドレス、ゲートウェイ、サブネットマスクなどを調整します。また、ファイアウォールやネットワーク機器の設定も確認し、必要な変更を行います。
参考
おまけ