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Gitに慣れてくると、ホームディレクトリ以下の設定ファイルたち、いわゆるドットファイルもGitで管理したくなります。
よく紹介されている方法は、ドットファイルを置く専用のディレクトリを用意して、そのディレクトリをGitの管理下に置き、そこからホームディレクトリ以下にシンボリックリンクを張る方法です。
しかし、これは面倒なので私はホームディレクトリを直接Gitの管理下に置いています。
乱暴かも知れませんが、とりあえず今まで問題を感じたことはありませんので、方法を簡単に紹介します。
初期化
当然、ホームディレクトリで行なうことになります。
cd
git init
~/.git/
が作られます。
このリポジトリの設定である ~/.git/config
と、全体の設定である ~/.gitconfig
を混同しないよう注意します。
除外
まず、~/.gitignore
で全てのファイルを除外します。
*
こうしないと、ホームディレクトリ以下のファイルが全て Untracked file
として報告されてしまいます。
Gitで管理したいファイルだけ対象になるような ~/.gitignore
を作ってもいいのですが、面倒なので *
でよいでしょう。
ファイルを管理対象に加える
git add
で好きなファイルを指定します。
全てが .gitignore
で除外されていますので、-f, --force
オプションが必要です。
cd
git add -f .vimrc
管理しているファイルの一覧
現在どのファイルがGitで管理されているかが解りにくいですが、git ls-files
で確認できます。
cd
# 全て
git ls-files
# ディレクトリを指定
git ls-files .config/
新しい環境で
例えばリモートリポジトリを使用しているならば、そこからホームディレクトリに直接もって来れますね。
cd
git clone https://example.com/foo/home.git ./
GitHubなどの公開リポジトリでドットファイルを公開している方々もいますが、ちょっと恐いですね。
私は色々と熟練するまでは止めて置きます。
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