はじめに
先日、2023年5月に実施されたG検定に合格することができました!
この記事では勉強方法や、勉強したことについてまとめていきたいと思います。(勉強が全然間に合わなかったので、あまり参考にならないかもしれません。)
得点率
採点結果を見てもわかる通り、結構ギリギリの合格だったと思います。
余裕をもってG検定に合格したい人は、僕より勉強するようにしてください。
G検定とは
- G検定とは、AIやディープラーニングに関する知識を持っているかを認定する資格です。
- G検定のGはGeneraristの頭文字であり、AIに関するリテラシーを持った人材のことを指します。
- 人工知能の歴史から、ディープラーニングの概要、AIに関する法倫理まで200問近い問題が出題されます。
- ディープラーニングに関する資格はG検定とE資格がありますが、G検定はディープライニングの知識に関する資格、E資格はディープラーニングの実装に関する資格です。
自己紹介
- 情報科学科に所属する大学3年生
- 競技プログラミングや授業などでプログラミングの経験はあるが、人工知能や機械学習に関する知識はほぼなし。
- G検定の受験と同時期に、東大の松尾研が開催するGCI(Grobal Consunption Inteligence)と、DL(Deep Learning)講座を受講。
購入した本
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深層学習教科書 ディープラーニング G検定(ジェネラリスト)公式テキスト 第2版 単行本(ソフトカバー)
G検定を受ける人はほぼ間違いなく買っているといわれる、通称白本です。人工知能のおおまかな流れや、機械学習の主な手法を学ぶのに最適な本だと思います。読みやすく、中身はしっかりしているのでおすすめの本です。 -
徹底攻略ディープラーニングG検定ジェネラリスト問題集 第2版 (徹底攻略シリーズ)
こちらもG検定を受ける人はよく買っている、通称黒本です。G検定用の問題集なのですが、問題数は少なく、買うメリットはあまりなかった印象です。 -
AI白書 2022 (単行本)
最近のG検定では、法倫理に関する問題がよく出るため、時事問題対策として購入しました。
購入してみたものの、分量が多く、読み切れませんでした。こちらもG検定対策としてはあまり買うメリットがなかったと思います。
勉強スケジュール
期間 | 勉強内容 |
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1か月前 | 白本を購入し、6章あたりまで読む。 |
2週間前~1週間前 | 白本の7~9章あたりまで読み、1周する。 |
1週間前~前日 | 白本2週目読む。黒本を1周する。AI白書で気になるところを読む。 |
前日 | study aiの模試を解く。 |
G検定はネット検索OKだから楽勝と考えている人へ
G検定は自宅受験のため、ネット検索が黙認されています。このため、試験時間中にネット検索すれば、あまり勉強しなくてもなんとかなるだろうと思う人もいるかもしれません。
しかし、これは間違いです。G検定は120分で200問近くの問題を解かなければならないため、すべてをネット検索しようとするのは無謀と言ってもよいでしょう。G検定では、いかに簡単な問題を即答し、難しい問題を検索する時間を作るかが重要です。
また、G検定の問題はコピペをすることができません。私はこれを1週間前に知り、すごく焦りました。みなさんは1週間前に焦ることのないよう前もって準備するようにしてください。
ChatGPTの使用について
私はG検定の問題がコピペできないことを知り、スクリーンショットした問題をOpenCVを用いて文字認識し、ChatGPTに質問するコードをPythonで書きました。
しかし、試験前日にStudyAIの模試をChatGPTに解かせたところ、正答率が5割前後と使い物にならないことがわかりました。
結果、ネット検索してもわからない問題を、ダメもとでChatGPTに聞くという使い方をすることになりました。普通にキーワードをネット検索する方が早く、精度が良いと思います。
E資格
G検定を取得することができたので、8月にE資格を受けようと思っています。
E資格を受けるためには、認定講座を受ける必要があります。しかし、認定講座は、何十万というお金がかかるものがほとんどです。
ここで、学生の方のみが使える裏技を紹介します。東大の松尾研が開催するDL(Deep Learning)講座は、無料で受けることができるE資格認定講座です。私もこれを修了して、E資格を受けようと思っています。
最後に
私はG検定を受験してよかったと思います。機械学習やディープラーニングに関する知識を体系的に学ぶことができました。
これをきっかけに、KaggleやSIGNATEに挑戦したり、E資格に向けて精進していきたいと思います。