はじめに
前回のの続きです。
今回使用した磁気エンコーダについてになります。
AS5600
AliExpressでAS5600を購入しました。購入した理由は、SimpleFOCがデフォルトで対応しているからでした。
色々調べると、これを書いている時点では精度・入手性においてMT6701を買っても良さそうなので、後ほど試してみたいと思ってます。AS5600より少し高いくらいのようです。
購入したボードの写真です。
回路図
どんな回路図になっているかわからないので、表面のパターンとドキュメントのリファレンス回路図を参照しながら、自分で回路図を書いてみました。
ドキュメントにはVDDが5Vのときと、3.3Vのときの回路が提示されています。
このボードはVDDが3.3Vになるように接続されていました。
5V対応に加工
私はArduino Uno R4 Minimaは5Vで使えると都合がいいわけです。
実は試しに3.3Vのところに、Minimaの5V出力を繋いでみました。壊れるということはなくI2Cで通信可能でした。ただやはりブートのタイミングによってはAS5600とI2Cで繋がらなくなりました。
やはりマニュアル通り5V設定に変えました。R1に0Ω抵抗がありますが、これを外すだけで5V設定になることがわかります。
チップ抵抗をはんだごて2本を使って、両端子に当てながらハンダを溶かして外しました。
あとで余分なハンダを吸い取って、ヤニ汚れをきれいにして完了です。
動作確認し、問題なく動作しました。
おわりに
販売ページに回路図を書いておいてくれれば助かるのになと思いました。このくらいならさほど苦労はないですが、ちょっと面倒です。
次回、電流センサーを追加してみたいと思います。