前プログラミングの質問に答えた時にボクが感じたことについて。
質問してきた人の様子を見ていると、がんばってプログラミングの仕方を「覚えよう」としていた。
ボクの意見だが、「覚える」よりむしろ「使える」ようにすることが大事だと思う。
「使える」といっても、あまりイメージできないかもしれない。
そこでここでは、実際の現場を例に出しながらどうやって「使える」力を身に着けるか、説明していこうと思う。
1.「覚える」でなく、「調べる」力を身につける。
あくまでボクの感覚だが、実際に現場でプログラミングする時は勉強している言語とは全く別の言語で頼まれる、ということがよくある。
そんなときに例えば、自分が覚えた言語で画像を表示できたり、数字の計算ができたりしても別の言語なので太刀打ちできない。。という状況になってしまう。
なので、プログラミングする方法より、「画像を表示」する方法/計算する方法を調べる力がむしろ大事なのだ。
2. 「覚える」でなく、わからない時に人に質問できる力をつけよう
実際の現場では、ひとつの開発現場に自分以外にメンバーがいる。
この状況でプログラミングの方法がわからないときに自分で調べるより、別のメンバーの人に聞く方が早いケースがよくある。
こういった場合に、自分がプログラミングで何をしたいのか、どこで行き詰っているのか説明する必要がある。
そういったときに「覚える」ことよりも人に聞く力が重要になってくる。
3.「覚える」でなく、忘れたときに思い出せる仕組みをつくろう
いくつかの言語をつかってプログラミングしていると、どうやってプログラミングしているかよく忘れる。
なので、「覚える」というより見てすぐ「思い出せる」仕組みをつくっておこう。
例えば、自分のローカルにいままでつくったプログラムを所定の場所に置いて、特定のワードで検索すると、すぐどうやってプログラミングしていたかを思い出せるようにする等。
参考になれば。