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個人用OneDriveで写真を共有するとサムネイルが表示されない場合がある

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はじめに

私は写真撮影が趣味ですが、ポートレート写真を撮影することがあります。ポートレート写真の撮影方法はいろいろありますが、私の場合は撮影会に参加してモデルさんと1対1で撮影します。撮影した写真は帰宅後選定およびレタッチを行いカメラメーカーの写真共有サイトやSNSで公開します。
ポートレート写真の撮影では他のジャンル(鉄道、風景など)と違って以下の作業を行っています。

  1. インターネット上に公開する写真について公開してよいかモデルさんの承認を得る
  2. 撮影データをミスショットを除きほぼ全量モデルさんに送付する

1.は肖像権の関係でポートレート写真の公開では必須と考えています。私が参加した撮影会ではモデルさん本人に確認を取ればよいですが、撮影会によっては主催団体経由で承認を得る場合もありますし、公開が禁止されている場合もあります。(禁止されている例:ヨドバシカメラ主催の撮影会)
2.についてはモデルさんもカメラマンの期待に応えようと頑張っているので、お礼とご本人にも楽しんでもらうために行っています。

写真の共有方法

モデルさんの承認を得るときは、枚数が少ないのでSNSのダイレクトメッセージ機能を使って写真データを送付し、確認を依頼しています。
スクリーンショット 2024-02-12 203534.png
一方、共有用の撮影データを送付するときはファイル数が200近くになるのでオンラインストレージを活用しており、私はOneDriveを使っています。Microsoft365 Personalを契約しており1TBのストレージが使えます。

image.png

OneDriveでファイルを共有する方法

OneDriveで写真に限らずファイルを共有するときは、フォルダの共有リンクを作ることで共有することができます。Windows11の場合は次の通りです。

  1. フォルダを右クリックし、OneDrive→共有をクリックする
    スクリーンショット 2024-02-12 195433.png

  2. リンクをコピーの「コピー」をクリックする
    image.png

  3. 「コピー」をクリックするとリンクをクリップボードにコピーできる
    スクリーンショット 2024-02-12 195636.png

  4. リンクをWebブラウザで開くとファイルを確認できる(写真は以前私が伊豆に行ったとき撮影した写真です)
    image.png

OneDriveでサムネイルが表示されない場合

上記のようにファイルを共有すると、写真の場合はサムネイルが表示されますが、リンクを開くときにパスワード入力を必須にするとサムネイルが表示されません。

パスワード入力を必須にする手順は次の通りです。

  1. この画面で「リンクを知っていれば誰でも編集できます」をクリックする
    スクリーンショット 2024-02-12 195604.png

  2. その他の設定で、パスワードの設定欄があるのでここでパスワードを設定し、「適用」をクリックする
    image.png

これでリンクを作成できます。
リンクを開くと以下の画面が表示されるのでパスワードを入力し、「送信」をクリックします。
image.png

この状態で開くと、サムネイルが表示されません。 
そのため、Webブラウザからでは1個1個開かないと写真の内容を確認できないです。

スクリーンショット 2024-02-12 202212.png

もともとパスワードをつけた方がよいと思いパスワード付きでリンクを共有しようと考えましたが、サムネイルが表示されないと1個1個開いて確認しないといけないのが手間となるのと、リンクとパスワードを同じメッセージで送ることからパスワードの意味がないのでパスワードなしでリンクを共有しています。なお、リンクはモデルさん本人や撮影会主催団体にのみ共有しています。
このOneDriveでサムネイルが表示されない仕様ですが、Microsoftのヘルプを見たり、MS Copilotで質問してもよくわかりませんでした。そのため共有およびQiita記事作成の練習として記録します。(Copilotでわからなかったのは質問の方法が悪かったかもしれませんが)

上記のファイル共有の方法ですが、個人用のサービスを利用しているのでプライベートの場面でファイル共有するときにした方がよいです。業務でファイル共有するときは法人用のクラウドサービスやオンプレミスのファイルサーバなどを利用しましょう。

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