引き継ぎノートってかなりアナログ
こんにちは。プログラミングのプの字も分からない初心者です。
小売で働いており、仕事の半分は立って動いています。
前回の記事↑でLINEbotを作成し、プの゜部分ぐらいは分かったような気がしてきました。
(プログラミング自体はしていませんが…)
そうしてみると、仕事の中の小さな事が、もしかしたらデジタル化できるかも?と目につき、引き継ぎノートってかなりアナログでは?と感じるように。
私の働く部署はマンパワーが必要な仕事で、パソコンはあまり使わず、ほぼパートタイマーの方達で構成されています。
仕事は大変早くて頼りになるのですが、平均年齢55才オーバー・右クリックもローマ字入力も怪しい方達ばかり。
そのため仕事の引き継ぎは全てノートに手書きか印刷したものを貼り付けて行っています。
デジタル推進など言われていますが、こういったデジタルが苦手な方でも使えるツールが欲しいなと常々感じていました。
ということで今回は、Glide を使い、引き継ぎアプリを作成してみようと思います。
想定環境は、"多人数で1台のスマホ又はPCを共有している職場"です。
使用ツール
-
Glide
ノーコードで色んなアプリサイトを実装できるツール。
特徴:スプレッドシートとの同期が簡単。 - Googleスプレッドシート
できた
引き継ぎアプリの画面
カレンダー表記になっており、日付をタップすると引き継ぎと今日の予算+書き込みフォームなどが出ます。
ポイント
-
デジタルツールが苦手な人でも使えるよう、出来るだけシンプルに。
-
スプレッドシートと同期している為、メールに届いた連絡事項や毎日の予算を事前に入力しておくことができる。
-
チェックボックスで確認済のチェックが簡単。シートからも確認可能。
-
誰でも入力可能
引き継ぎノートに書いていたこと
- 仕事の引き継ぎ
- 毎日のミーティング内容
- 本社からの徹底事項
- 売上の状況
こちらを一括で見やすく管理できるように!
作成手順
①.Glideにサインアップ
③.スプレッドシートを活用するので、シートを選択
(こちらはアプリから入力した文章などが反映されているものです)
④.同期したシートが反映されているので、中の設定などを弄る
右側のstyleはカレンダーを選択、そしてcontentは画像のように設定すると、同じ画面になります。
④-2.日付の中身
日付をクリックすると中身の設定を変更できます。
左部分の黒い+をクリックして、画像のように並べます。
これで、記入、確認したかどうかのチェック、そして画像のアップロードができる引き継ぎデジタルノートが完成!
!アプリからの画像アップロード設定メモ
- スプレッドシートに画像用の行を用意
- +からImage Pickerを作成し画像用の行を選択
- +から更に空のImageを作成し上記の画像用の行を選択しておく
- 画像をアップロードするとその画像がimageの場所に表示される
同僚の反応
"各部署に一台ずつあるスマホに入ってるツール" という想定で作成しました。
※外部サイトは開けない機器のため、実際にはこのツールは使えません
同僚2名と自部署のパートさんに、作成したものを自分のスマホから触ってもらいました。
自部署のパートさん
良い点:見やすくて後からも探しやすい。シンプルだから使いやすそう。
個人宛にしていた細かい引き継ぎも、全員に共有しやすくなるから知らなかったで起こるミスが減るかも。
悪い点:パソコンよりは使いやすいけど、フリック入力も苦手。どっちにしろ書いたほうが早い。
音声入力書き出しができるメモツールもあるので、そういった事が出来たら良かったんですが、流石に実装できなさそうでした…。
書く事には変わりませんが、この声を受け、写真を添付できるように修正しました。
同僚
良い点:パソコンからシートで事前にコピペ記入できるのは、メールの共有事項を印刷する手間が無くなって便利。
悪い点:スマホも苦手な人が多いから、結局見なくなって意味がなさそう。
誰でも見れるのはちょっと…。個人だけへの連絡が出来たら便利。
確かに誰でも見れるのはセキュリティ的にも良くない…。
メールアドレス入力でログイン制にも出来るので、共有のページと、個人ログイン制のページを作成すると良いかもしれません。
あとがき
Glide自体はまだまだ出来ることがあるので、用途に応じて改造していけばもっと便利なツールにできそうです。
ページタブも増やせるので、部署メンバー一覧の電話帳ページがあっても便利そうだなと思いました。
あったら便利!と思い作りましたが、同僚や部下からの反応はイマイチ。
パソコンにかなり苦手意識を持っている方が多いので、まだ慣れているスマホツールでの共有なら入りやすいと思ったのですがスマホにもまだまだ抵抗がある様子…。
課題
当部署にはパソコン系が苦手かつ、ガラケー・そもそも携帯を持っていない方もいらっしゃるので、そういった方々にデジタル方面での業務改善をどうアプローチしていくか…について課題を感じました。