macOSだけど自作のVRモデルでバ美肉したい人向けの覚え書きです。
声も合わせて変えるように設定します。
全て無料で出来ます。
大体はこのページの最後に書いてあるサイトを参照して作りましたが、自分でトラブルシューティングしたものやメモ等を書きます。
初めてのQiitaなので、間違っていることがあったら教えてください!
環境
- MacBook Pro(Catalina)
目次
1.モデルを作る
2.リップシンクする
3.仮想カメラに出力する
4.声を変える
5.参照
使うもの
- VRoid Stadio
- 3tene_beta
- OBS Stadio
- Gachikoe!
- soundflower
- LadioCast
インストールの際開発元が不明なため
などポップアップが出て開けない場合はmacのシステム環境設定
->セキュリティとプライバシー
->一般
で許可
または開く
をしてください
1. モデルを作る
VRoid Stadioをインストールします。
https://vroid.com/studio/
起動直後のアバターを選ぶ画面で右上のLanguage
を日本語
に変えてください。
モデルを作る際、0から作るのもいいですが、初めて作る方は自作キャラのイメージに近い髪型の子をサンプルモデルとして選ぶといいと思います。
macの性能次第で後手の手順でつまづく可能性があるので、ここで一旦サンプルモデルをダウンロードしましょう。
上部右の撮影・エクスポート
タブから
エクスポート
を選択して.vrm形式で保存するか、VRoid Hubにアップロードする
(非公開設定可)方法があります。
私はVRoid Hubにアップロードしました。その方が3teneで使用する際若干楽なので特に問題なければその方がいいと思います。
pixivのアカウントが必要なので、未登録の人は登録してください。
ログインしてもモデリングの上でさほど問題はないので、プライベート用の人もそのまま使用して大丈夫だと思います。
2. リップシンクする
モデルを読み込んで、3teneでリップシンクさせます。
以下のサイトでダウンロードしてください。
https://3tene.com/free/
ダウンロード後はアプリケーション
フォルダに移動すると扱いやすいかもしれません。
左側のバーの上から4番目にあるこのアイコンをクリックして.vrmファイルを選ぶか、VRoid Hubにアクセスしてください。
VRoidHubから抽出する場合
ブラウザを起動する
を選択するとサイトが立ち上がるので待ってください。表示された認可コードをブラウザからコピーして3teneのテキストフィールドにペーストします。アクセス権については自作したものなら同意で大丈夫だと思います。
ファイルから選ぶ場合
+
のアイコンをクリックして先ほど保存した.vrmの拡張子のファイルを選択して開きます。
このアイコンでリップシンクをオンにします。手持ちのMacBookAirだとここをオンにすると落ちてしまうのですが、改善策があれば教えてください。
(追記:MacBookAirで外部ウェブカメラだと使える場合もあるそうです。再インストールも試してみてください。)
MacBookProだと問題なく使えました。
リップシンク種類は顔認識
がデフォだと思いますが、もし違ったらここで変えておいてください。
デフォルトの状態だと反転してしまっていると思うので、顔のフェイストラッキング(全般)
で映り方
をシンクロ
から鏡
に変更しておいてください。
リップシンクとフェイストラッキングをオンにした後は、変な方向を向いていると思うので、必ずこのボタンを押してください。
この後他の画面と重ねてモデルを使うのでこのアイコンで背景を緑にしておいてください。
背景変更->色指定->緑
モデルの設定はこれで完成です。
3. 仮想カメラに出力する
今回使用するOBS Studioはこちらのサイトでインストールしてください。
https://obsproject.com/
OBSの設定です。OBSを起動するとポップアップウィンドウで配信か否か聞かれますが、閉じてしまって大丈夫です。
ソースのところを右クリックしてウィンドウキャプチャ
を選択します。
新規作成
を選択し、空の名前でウィンドウを表示
にチェックを入れて
3teneFREE_beta
ウィンドウを選択します。ここで画面収録をセキュリティに求められるので、macのシステム環境設定
->セキュリティーとプライバシー
->プライバシー
->画面収録
->OBSにチェック
です。鍵を外して設定変更し、OBSを再起動します。
次に、同じようにウィンドウキャプチャ
を選択し、モデルと重ねたい画面を選びます。ここで選びたいウィンドウが出てこない場合は、該当ウィンドウが最大化・最小化されていないか確認してください。
選択ウィンドウが表示されたら、同じ手順で3teneのウィンドウを選択します。
ウィンドウのトリミングはoption
+ドラッグでできます。
トリミングしたモデルのレイヤーを右クリックして、フィルタ
を選択します。
下から二番目です。
エフェクトフィルタ
のクロマキー
を選択すると、人物だけ抽出されます。
zoomを始める前に、
仮想カメラ開始
を選択します。
26.1より前のバージョンだと、仮想カメラを別でインストールする必要がありましたが、現在(2021年1月)のバージョンだとこのボタン一つで仮想カメラが作動します。必ずzoomに入る前に行ってください。入った後だとこの仮想カメラが認識されない可能性があります。
zoomに入ったら
カメラを選択
でOBS Virtual Camera
を選択します。
声を変える必要がない人はこれで終了です。
4. 声を変える
soundflowerとLadioCastとGachikoe!をインストールしてください。
soundflower: https://soundflower.softonic.jp/mac
LadioCast: https://apps.apple.com/jp/app/ladiocast/id411213048?mt=12
Gachikoe!: https://booth.pm/ja/items/1236505
LadioCastはapp storeから検索しても大丈夫です。
soundflowerはうまくインストールできない人は、BlackHoleがいいらしいです。
Gachikoe!の設定は
上のOption
を選択し
Audio Settings...
を選択します。
OutputにSoundflower(2ch)
を選択して、Inputはお手持ちのマイクか内臓マイクを選択してください。
次にLadioCastを起動して
このように設定します。
zoomはマイクの設定をSoundflower(64ch)
にして完成です。
この場合、LadioCastで出力した先をマイクにするのがコツです。
以上で終わりです。
ここまで読んでくれてありがとうございました。
5. 参照
https://game.sukecom.net/vroid-obs/#i
https://silverbirder180.hatenablog.com/entry/2020/03/08/175607
VRoidモデル作成に関して
VRoidのショートカット
WEARVIRTUAL2forVRoid(このサイトで服がDLできてすごい!)