【GAS】Gmailで条件一致した値をスプレッドシートに書き出す

Gmailで件名やLabelを指定したメールの本文から値を取得しスプレットシートに書き出すGASのコード

目的：特定の受信メールの本文から一部切り取りスプレットシートにまとめたかったため作成

function xdemygetbody() {

  // 検索条件に該当するスレッド一覧を取得
  //件名を検件にする　subject:件名　と　label　がxdemyのメールのスレッドを取得
  //未読を条件に加えたい場合は　「is:unread」を追加　よく使う
  var threads = GmailApp.search('subject:xxx.xdemy.comでの学びに招待されています。 label:xdemy',0,10);

  // スレッドを一つずつ取り出す
  threads.forEach(function(thread) {

    // スレッド内のメール一覧を取得
    var messages = thread.getMessages();
    
    //messageを一つずつ取り出す
    messages.forEach(function(message) {
      // メール本文を取得
      var plainBody = message.getPlainBody();
      console.log(plainBody);
      
      //メール本文から取得したい値をsplitで抽出し変数　udlik　に代入
      //「ライセンスを申請:」　の後ろから改行前「'\r\n'」までが取得したいURLになる
      const udlik = plainBody.split('ライセンスを申請: ')[1].split('\r\n')[0];


      // メッセージの送信元を取得する場合
      //var name = message.getFrom();
      
      // メッセージの宛先を取り出す
      var email = message.getTo();

      //メッセージを既読にする場合
      //GmailApp.markThreadsRead(message);
      // message.markRead();

      
      // 書き込むスプレッドシートのシート名を指定し情報を取得　
      var sheet = SpreadsheetApp.getActive().getSheetByName('シート1');
      
      // 最終行を取得
      var lastRow = sheet.getLastRow() + 1;
      
      // セル情報を取得して値をスプレッドシートに追記
      //今回は　email　と　udlik
      // sheet.getRange(lastRow, 3).setValue(plainBody);
      //sheet.getRange(lastRow, 2).setValue(name);
      sheet.getRange(lastRow, 1).setValue(email);
      sheet.getRange(lastRow, 2).setValue(udlik);
    });
    
  });
}

GASの説明

• Gmailで検索条件に一致したスレッドを変数　threads　に代入する

  var threads = GmailApp.search('subject:xxx.udemy.comでの学びに招待されています。 label:Udemy',0,10);
  

  • GmailApp.search(検索条件,開始位置,最大取得数)で検索する

  • 検索内容を　'　'　シングルコーテーションで囲む

    • subject:件名　　※件名を指定する
    • label:ラベル名 ※ラベル名を指定する
    • is:unread　　　 ※未読を指定する

  • 複数の検索条件は半角スペースでつなげる

  • 開始位置　　開始するスレッドのインデックス　基本0

  • 最大取得数　最大いくつのスレッドを取得するか指定する　例では10

  
  

• forEachでthreadsからスレッドを一つずつ取り出す

  threads.forEach(function(thread) {
  

  
  

• スレッド内のメッセージを取得し変数messages　に代入する

  var messages = thread.getMessages();
  

  
  

• forEachでmessagesからメッセージを一つずつ取り出す

  messages.forEach(function(message) {
  

　

• messageから本文を取得し変数plainBodyに代入する

  var plainBody = message.getPlainBody();
  

  
  

• メール本文から取得したい値を取得し変数udlikに代入する

  const udlik = plainBody.split('ライセンスを申請: ')[1] .split('\r\n')[0];  
  

  • plainBody.split('ライセンスを申請: ')[1].

  • ほしい値は本文の「ライセンスを申請:」　の後ろから改行前「'\r\n'」までを取得したい

    • plainBody.split('ライセンスを申請: ')[1]
    • splitで[ライセンスを申請:]の後の文字列を取得し
    • .split('\r\n')[0];
    • splitで改行前をの値を取得

  • 値を変数udlik　に代入する

  
  

• メッセージの宛先を取り出し変数emailに代入する

  var email = message.getTo();  
  

• 書き込むスプレッドシート情報を取得し変数sheetに代入する

  var sheet = SpreadsheetApp.getActive().getSheetByName('シート1');
  

  • シート名を指定する　今回作成したのは「シート1」というシート名
  • SpreadsheetApp.getActive()
  • アクティブになっているスプレッドシートを選択し
  • .getSheetByName('udemy')
  • シート名がudemyのシート情報を取得する

• 最終行を取得し次の行に値を追加したいため1足し変数lastRowに代入する

  var lastRow = sheet.getLastRow() + 1;
  

• シートのA列最終行の下に変数　email　を追記する

  sheet.getRange(lastRow, 1).setValue(email);
  

• シートのB列最終行の下に変数　udlik　を追記する

  sheet.getRange(lastRow, 2).setValue(udlik);
  

　　

スプレットシートにGmailから抽出した内容が書き出される