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ITILv3とITILv4の違いを整理してみた

Last updated at Posted at 2023-09-04

はじめに

以前ITILv3の勉強をしていたが、最近ITILv4の記事や資格取得の体験記を
見かけることが増えたので、ITILv4について知りたいと思うようになった。

ITILv4はv3から考え方が大きく変わっているそうなので、整理したい。

ITILとは?

一般的に、以下の表現がよく見られる。

ITサービスマネジメントにおけるベストプラクティス(成功事例)をまとめた書籍群

一言で「ベストプラクティス」といっても、ITILのバージョンが更新されたり
新たな技術が台頭したりすることから、時とともに変わるもの。という解釈も
できるのかもしれない。

ITILv3とITILv4の違い

下記のサイトを参考にしながら、v3とv4の違いを整理した。

  • ITILv3

    • 考え方: 顧客にサービスを提供する
    • ベクトル: サービス提供者(IT企業) → ユーザー
    • 構成: ライフサイクル
  • ITILv4

    • 考え方: ユーザーと新たなサービスを創る
    • ベクトル: サービス提供者(IT企業) ⇔ ユーザー
    • 構成: モジュール p
    • ITILv3から変更: サービス創造のための新たな概念を追加  
  • 参考サイト

ITILv4の世界で求められること考察

ITILv3はサービスを提供し運用するIT企業のエンジニアを中心に、
保守運用フェーズで重要視されてきたと思う。

一方でITILv4は顧客と協働してサービスを創る、という考え方にアップデート
されていて、対象フェーズが幅広くなった印象を受ける。
またユーザーの中には必ずしもITに明るい方がいらっしゃるとは限らない。
ユーザーへの説明力、ビジネススキルがよりエンジニアに求められるのでは
ないか。

もちろん、技術進歩によりITリテラシーの向上が求められている。
社会全体(ユーザー含む)のITリテラシー底上げをITILv4は暗に示しているようにも
考えられそうだ。  

まとめ

ITILv3とITILv4は同じ資格なのか?と印象を受けてしまうほど、
アップデートされていることが分かった。

ITILに関わらず、資格のアップデートが行われるケースは少なくない。
一度合格できたから終了。ではなく、継続して注視していきたい。

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