僕が過去に経験したもので、「1つにする」ことでいくつもの弊害があると感じている。
弊害
- 1つのコミットで複数の処理をチェックインする
- 変更箇所の把握が困難になる
- 1つのソースファイルに多数の関数を実装する
- ソース変更時に、複数タブでの表示がしにくい/工夫が必要
- 保守時に無駄な時間を要する
- ソース変更時に、複数タブでの表示がしにくい/工夫が必要
- 1つのPC上で多くの機能を動かす
- そのPCに致命的なトラブルが起きた場合、復旧までの影響が甚大なものになる
- 1つの場所に情報を集約する。トラブル時に情報利用ができなくなる
- 1つのネットワークに依存して作業する。トラブル時にネットワークを必要とするサービスに影響が出る
- 長時間かかる作業を1つの区切りで行うとする
- 「メモリ不足エラーです」で作業が落ちたら全てが水の泡
対応案
上記のそれぞれに対する対応案。
- 適度な大きさでのチェックインにする
- 複数のソースファイルに分割する
- 複数のPCでサービスを分散する
- バックアップを取っておく。トラブル時に一時的に別の場所を利用可能にする
- バックアップ用ネットワーク環境を持っておく
- 区切りながら作業を行う
備考
「複数にする」ことで余分な費用コスト・時間コストは発生する。
トラブル時の影響のコストと対比して考える必要はある。
その他、作業の中で「1つ」になってしまっている環境は適宜改善を検討すべきだろう。
例外
唯一「1つ」にした方がいいこと。
その時々で行う作業。
検索用キーワード
(2018-12-21追加)
- 一つ
- Windows10
Windows10は今後も一つのバージョンでアップデートをし続けるのだろうか?
Windows10で情報検索する時「XXX Update」「YYY Update」と合わせて検索することになるだろう。
その場合、「XXX Update」の記載がない情報は、役に立たないどころか検索ノイズにすらなる。