Analog Discovery 2(以下 AD2)
参照 トランジスタ技術 SPECIAL for フレッシャーズ No. 104 > OPアンプIC活用ノート
5年前に購入したムックを再読中。
その中で時定数のことが載っていた。
4-3 信号を発生する回路とそのしくみの図11
抵抗をシリーズに入れて、コンデンサでGNDに落とす。
その時にRとCから電圧の変化が決まる。
抵抗とコンデンサ
- R: 10k
- C: 103 (0.01uF)
τ = (10 x 10^3) * (0.01 x 10^(-6)) = 0.1ms
- 1τの時間で電圧は63.2%になる
- 5τの時間で電圧は99.3%になる
https://de.wikipedia.org/wiki/Zeitkonstante
(English の Wikipedia には具体的な数値はなく、検索で上記ドイツ語の方が見つかった)
数式のtに1tau, 5tauをいれて計算してもいい。
AD2の利用
- WaveGenを矩形波生成に利用
- 振幅2V, 2Hz
- Scope1をVin(矩形波)測定に利用
- Scope2をVout測定に利用
測定結果
1tau
2V * 0.632 = 1.264V
縦軸は-1Vからなので、260mVあたりの時間を見た。
X2⊿1は 120.48us = 0.120 ms
計算値と多少ずれが出ている。
5tau
2V * 0.993 = 1.986V
縦軸は-1Vからなので、986mVあたり。
下の図で978.3mVのところが X2⊿1は 760.28us
5tauの時間よりも長い。
抵抗値の誤差やコンデンサ容量の誤差はきちんと考慮していない。
500Hzの矩形波入力
Vinの矩形波を500Hzにしてみた。