Xeon E5-2620 v4 (8コア) x 2
32GB RAM
CentOS 6.8 (64bit)
openmpi-1.8.x86_64 とその-devel
mpich.x86_64 3.1-5.el6とその-devel
gcc version 4.4.7 (とgfortran)
NCAR Command Language Version 6.3.0
WRF v3.7.1を使用。
Python 2.6.6 (r266:84292, Aug 18 2016, 15:13:37)
Python 3.6.0 on virtualenv
GAMESS version:20 Apr 2017(R1)
量子化学計算のGAMESS
http://www.msg.ameslab.gov/gamess/index.html
Linux版のセットアップでうまくいかなかった。
./config実行での設定項目に以下がある。
- GAMESS directory
- GAMESS build directory
上記については、以下と思っている。
1はtar.gzファイルを展開した場所
2はセットアップ後のGAMESSを配置する場所
「1と2を異なるdirectoryに設定」したとする。
トラブル1
config実行後、install.infoファイルが2の場所に作成される。ビルドするのは1の場所なのでビルド時に「install.infoファイルが見つからない」となる。
install.infoファイルを2の場所から1の場所にコピーしてからsetup作業を続けたらcompddiの実行は成功した。
トラブル2
次に、compallを実行すると以下のようなエラーとなる。
$ ./compall
Mon Aug 28 11:19:43 JST 2017
Something went wrong with 'config', so that the source code
activation program was not correctly compiled. Please repeat
the 'config' step, so that tools/actvte.x is created.
tools/actvte.xが作成されるのは「2. GAMESS build directory」の方であり、ビルド環境の「1. GAMESS directory」においては見えない、ということになっているようだ。
対処
考えられる対応は以下となる。
「1. GAMESS directory」と「2. GAMESS build directory」を同じにする。
google検索などで見つかるGAMESSのセットアップ例では「1. GAMESS directory」と「2. GAMESS build directory」を同じにしているようである。それは上記のようなトラブル回避のためなのかもしれない。